投稿者 gradefuji | 2017年7月1日

本格ローカル開催へ【時々是競馬(中央)】

まず回顧。宝塚記念はキタサンブラックがまさかの大惨敗という結果に終わり、
勝ったのはサトノクラウン。1000m通過の60秒6は、JRA-VANのデータではスローと
判定されているものの、全体では最初の600mを過ぎた1~2角あたりのところで
突如として13秒台のラップが刻まれたのが大きい感じ。このあたりでたまらず
キタサンブラックが動いてペースが上げたものの、結果的に自滅の形となるか。

とはいえ比較的ペースが緩まなかった天皇賞でも最後まで我慢しきっただけに、
ここまで止まってしまうのは、やはり状態が良くなかったか何かだろう。
多少引っかかっていたのは間違いないが、それにしても負け過ぎだけに…。
秋も国内専念という報道がなされたようなので、そちらでの巻き返しに期待。

サトノクラウンも早めに進出は開始したものの、こちらは最後まで伸び切った。
稍重という馬場が合っていた可能性もゼロとは言わないが、それでもさすがに
海外でGⅠを勝っている実力馬の片鱗は示したということになるだろうか。
ゴールドアクターもずっと善戦はしていただけに、馬券的には狙い目だったかも。
シャケトラは展開を考えれば負けて強しと言える。秋に改めて期待したい。

パラダイスステークスはウインガニオンが逃げ切り。頭数はともかく、
さすがにペースが遅すぎる&楽に行かせすぎで、これでは悠々逃げ切りも当然。
大沼ステークスはテイエムジンソクが完勝。4馬身という着差もそうだが、
内容も完勝の一言。一線級との対戦ではまだ未知数も、GⅢクラスなら。
東京ジャンプステークスは障害にしては見応えのある叩き合いが演じられるも
最後はシンキングダンサーが僅かに前に出た。とは言え次また同じメンバーで
レースをしたら、次はまた結果が変わりそうなメンバー構成ではある。

今週の展望は、まず個人的にこの時期の楽しみにしている 3歳限定ハンデ重賞、
日曜福島のラジオNIKKEI賞。実績的にはサトノクロニクルが人気しそうだが、
古馬1000万を突破してきたクリアザトラックの方を上と見たい。もともとは
昨年の朝日杯で3番人気に支持された素質馬。あっさりがあっても不思議ない。
あと堅実味がありそうなビービーガウディ、軽ハンデになりがちな1000万からの
格上挑戦組から更にウインガナドルを。ライジングリーズンは評価厳しめ。

日曜中京ではCBC賞。函館スプリントステークスから中1週という馬は不在も
それでも18頭が揃うハンデ重賞という難解な一戦だが、気になるのは前奏で
久々の勝利を手にしたシャイニングレイ。もう一度狙って見る価値はありそう。
人気はメラグラーナあたりだろうと推測するが、55kgなら十分圏内だろう。
あとは懲りずにセカンドテーブル、トウショウドラフタは長い目で追いたい。

土曜中京の白川郷ステークスは、自分の田舎と関連するレース名ということで
できる限り取り上げる。夜間発売の時点ではヒデノインペリアルが人気だが
連軸はハンデ57kgならナムラアラシ。前走崩れたがドラゴンバローズは引き続き
上位候補と見ていいし、穴狙いならスマートボムシェル、アサクサスターズを。
日曜函館の巴賞は8頭立て。まさかのサトノアレス参戦というのも興味深いが、
意外と馬券は難しい。ここではアングライフェン、マイネルディーンを挙げる。


コメントはこちらから

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

カテゴリー