もちろん今週の中央競馬は、札幌記念が話題面でもメンバーのレベルにおいても大注目なのは言うまでもないが、だからこそ馬券を離れて見てみたいレースという感じが強い。
なんだかんだ言ってソダシが馬券的には人気になるのだろうが、ファンの期待通りにいくかと言われるとなかなかに一筋縄どころか、三本の矢を束ねても射抜けないような、それくらい予想するには難しいレースだと感じている。
日曜小倉11R テレビ西日本賞 北九州記念
◎②アネゴハダ
○③タイセイビジョン
▲⑭ディヴィナシオン
△④テイエムスパーダ
×⑬ファストフォース
自信度:★★☆☆
ここ数年(確認したら2016年から)の光景ではあるものの、札幌記念当日の開催は 小倉→新潟→札幌 の発走順のため、こちらは重賞だが発走時刻が15:25に設定されている点に注意が必要。
JRAの公式サイトでも触れられている通り、とにかく波乱傾向の強いレース。1番人気は3歳牝馬のナムラクレアだろうと見るが、いくら直線の内目の芝に傷みがあろうとも程度はそれほどではないし、コース替わりの週と考えるとフルゲート18頭立ての外枠は歓迎材料とは言い難い。
同じく人気しそうなテイエムスパーダとは2kg、アネゴハダに至っては4kgのハンデ差があるのも無視はできないだろう。
ここで名前を挙げたアネゴハダを中心視するが、こちらはハンデが49kgのまま据え置かれた点がやはり大きい。
テイエムスパーダもハンデ51kgだけ見れば十分軽量の範疇だが、とは言え今回はハンデが重くなるのは事実。逆転の期待は十分できると踏んでもう一度中心視する。
そのテイエムスパーダも、先週のレースを見る限りはまだまだスピードで押せる芝の状態にあることは間違いなく、枠順を考えたら今回もハナを切ることにはなるだろう。
懸念があるとしたらスタートで後手を踏んだときだが、むしろ慣れた鞍上に戻るのであればそこまで心配しなくて大丈夫かな…と思うがどうか。
一方で予想の上での評価としては、相手はタイセイビジョンということになる。なかなか勝てないレースが続くものの、自分のレースに徹すれば活路が開けることは前走で示した。
負けたレースにしても、GⅠを除けばそこまで大負けしている訳ではなく、それでも多少は前走より人気を落としそうなので、こちらももう一度狙う価値ありと見る。
穴はこちらも決め手に期待してディヴィナシオン。最後に馬体回復が鍵だが大きく人気を落とすのは間違いなさそうなファストフォースに一発の期待をしたい。
■買い目
馬連 BOX ②③④⑬⑭ 各100円
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