今週は新潟・札幌ともにメインがダート中距離の重賞ということで、夏競馬全体としては小休止的な意味合いが強く感じられるが、どちらもハンデ戦ではないにも関わらずなかなか上位拮抗ムードなので油断ならない。
日曜新潟11R レパードステークス
◎⑨ハピ
○②タイセイドレフォン
▲⑮カフジオクタゴン
△⑩ホウオウルーレット
×⑥ビヨンドザファザー
自信度:★★★☆
両方取り上げるだけの検討時間の確保もなかなか厳しいので、ここでは3歳戦のレパードステークスに絞って取り上げる。
基本的には古馬2勝クラス以上を勝ち上がっていればこの時期としては力量上位と考えてよく、そういった馬が人気上位にもなるだろう。
とは言え昨年2着のスウィープザボードや2019年の勝ち馬ハヤヤッコのように、1勝クラス(旧500万下)までしか勝利実績がない馬ではノーチャンスと言うほど力量差が開く訳でもなく、真夏の力のいるダートでの一戦なので状態面がどうかというのも重要な要素になる。
ハピはジャパンダートダービーで初めて土がついたものの、良馬場でも上がり36秒台の決め手が使えることを考えればひとまずは中央のダートに戻れば結果は変わる…という期待が持てる。
同世代の中では上位の存在なのは間違いないし、今後に向けてもここでどうにかして賞金を加算しておきたい立場でもあり大崩れはないだろうと見る。
あとは2勝クラスを買っている馬を素直に上位ということで、まずは弥富特別を8馬身差圧勝のタイセイドレフォン。ただ馬体が減り続けておりこれ以上減るようだと疑問符が付くが、少なくとも前日段階の予想ではこの評価をしていいだろう。
ホウオウルーレットも上位人気必至だが、前走のいわき特別は福島で差す競馬ができたのが大きい。重馬場とは言え(時計そのものは優秀とまではいかないが)タイレコードで走っている点も、ここに入れば相応の評価をしていい。
穴馬としてはカフジオクタゴン。2走前に休み明け・+10kgの馬体重で出走した八王子特別は8着も、中1週で出走した鷹取特別を勝利。
当時の馬体重こそ-4kgだったが一度使われて変わったのは明白だったし、スタートで躓いた点を修正できればあれくらいは走れる訳で、如何にも力のいるダート向きなタイプなのもここではプラスだろう。
一発候補を挙げるならビヨンドザファザー。東京マイルとは言え上がり35秒2をマークした2走前は評価できるし、前走のユニコーンステークスも7着とは言え大混戦の上位争いに割って入っただけに、そう考えると人気なさすぎの感がある。
人気上位候補で迷って印を付けなかった馬としてはヘラルドバローズ。ヒヤシンスステークス2着で一見実績上位だが、そのヒヤシンスステークスをどこまで評価するかが問題。
当時はタイセイドレフォン(11着)も出走していたが重馬場での位置取りの差もあり、加えて今回は前に行きたい馬がかなり多いのも最内枠を考えると不安の方が強く出る材料と言える。
■買い目
馬連 流し ⑨→②⑩ 各200円
馬連 流し ⑨→⑥⑮ 各100円
馬連 ②-⑩ 100円
3連複 軸2頭流し ②⑨→⑥⑩⑮ 各100円
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