とりあえず期限を延ばしに延ばしてリミット一杯の2月いっぱいまで引っ張って、どうにか公開するところまではこぎつけた。
但し、先週もネタにはしたけども現状の実力で賞を取れるなどとは微塵も思ってないのは事実。
でもやっぱり今回も満足いくデキかと言われると決してそうとは言えない。
敢えて言うなら、時間がかかる・面倒だと思って今まで描こうとも思わなかったフリルを描いてみたりしたこと自体は良かったのかなと言えなくもないものの、逆に言うとその程度。
時間はかかりすぎだし、結局タイムリミットに合わせて完成タイミングを決めるような描き方になったという意味では、最終盤こそ集中して取り組めたものの普段からこれくらい集中して取り組めばもう少し違う結果も出ただろう…という気持ちはある。
もっとも、時間をいくらかけたところで実力が伴っていない以上どう描いてもそれ以上の上積みはないので、それならリミットに合わせて完成にするというやり方も間違いではないけども。
結局のところ、髪の塗り方だとか線の汚さとか、ずっと同じような失敗を重ねているのに今回もそのあたりは同じような感じになってしまい、結果としてあまり満足いくものではないデキに終わったというのが全て。
表向きは自分が描いたとアピールするけども、裏では「こんなレベルの低い絵ななんて…」という気持ちが強いのもまた事実。
いくら隠そうとしても自分の気持ちを偽ってまで隠し続けられるだけのメンタルは備えていないので、ここでは正直にそういう気持ちを持っていることを出しておきたいと思う。
何より悔しいのは、特に塗りのフェーズに入る度に手が止まってしまったこと。
とにかく色塗りに入った瞬間にどうしたらいいかわからなくなる。有り体に言ってしまえば「色を塗るのが怖い」という感じかなと。
自分の実力は自分でわかってるし、だったら勉強すればいいけども実際は勉強する時間的余裕もないまま、とりあえず今描かないとリミットがあるから…というのに迫られて手を進めようとする、これもひとつの失敗をまた繰り返したのが今回。
冷静になってしまえばもっと落ち着いてひとつずつ潰せば…と思うものの、やはり10年やってきて(技術的には)何の成果も出せていないというのが精神的には大きな障害になっているのかなと。
もし、現状に対して希望を見出すのだとするならば、最後の数時間で(時間に追われたという背景はあるにしろ)自分の絵を描く行為に向き合えたこと、また同じ失敗を繰り返したと認識できるだけの振り返りができていることくらいだろうか。
顔、特に目はある程度見れるような描き方ができるようになってきたのかな…とも思わなくもないけども、この程度では誰にも注目してもらえないのが現実。
自分の目指すべきゴールからは程遠いので、この程度ではお茶を濁す程度でしかない。
それに課題を認識したところで、その解決策を持ち合わせていないという事実も重くのしかかる。
自分の「絵を描く」という行為によって生み出されるすべてのものに問題がある、という現状も何も変わっていないので悩むところではあるけども、それを憂いているだけでは何も始まらないし、絵を描くモチベーションを下げていてはそれこそ今までと同じことの繰り返しでしかない。
こういう文面を作っている時って、気分的に少しエキサイトしているところがあるので、一度文字にして吐き出したら、自分が満足できる絵を描くためにどうすればいいかを少し落ち着いて考えようと思う。
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