投稿者 gradefuji | 2022年12月3日

飛騨ステークス2022・徹底展望(データ分析編)【時々是競馬・特別版】

※画像と本文はあまり関係ありません。

春の高山ステークスのときは、更に別のレースの予想記事まで更新しましたが、こちらは土曜のレースであることに加えて、例によってあまり時間もないので(笑)、今週の【時々是競馬】はこのレース一本に絞りたいと思います。
最終的な予想・買い目は別途更新する最終決断編で取り上げます。

12月3日・中京11R 飛騨ステークス

(3歳以上3勝クラス・芝1400m)

特別登録の段階で15頭とやや少ない感があったが、最終的には11頭と頭数は更に落ち着いた。
まずは昨年のレースの結果を簡単に振り返るが、大波乱に終わったレースなので頭数が少なくなったからと言って油断はできない。

昨年も今年と同じ、6回中京初日のメインレース・芝1400mで行われたが、その結果がこれ。

1着 ⑱ イーサンパンサー 1.20.7 16人気
2着 ⑯ サンキューユウガ ハナ 4人気
3着 ⑭ ビップウインク 3/4 11人気

単勝 ⑱ 6600円 馬連 ⑯-⑱ 23900円 3連単 ⑱→⑯→⑭ 1604930円

辛うじて4番人気のサンキューユウガが2着に粘るも、人気馬はほぼ総崩れと言える結果。いくら人気薄が平気で馬券に絡む飛騨ステークスと言えども、ここまでの波乱は想像できなかった。
今年は少頭数に加えて昨年のハンデ戦からまた定量戦に戻るが、定量戦で行われた2019年・2020年はいずれも3番人気以内の馬が連対している一方でヒモ穴の台頭があったという形なので、一筋縄ではいかないのは変わらないだろう。

ここからは徹底展望記事おなじみの、このためだけに単月で契約している某ターゲットを使ってのデータ分析をしていきたいと思う。
例によって、特に記載がない限りは先週の開催終了(11月27日)時点での成績です。

まず注目は3歳馬

今回、唯一の3歳馬であるセッタレダストが上位人気になりそう。昨年も(ある意味当然だが)3歳馬が人気の中心となっていた。
今年はテイエムスパーダ・イクイノックス・セリフォスなど特に重賞戦線で3歳馬の活躍が目立っているが、じゃあ3勝クラスとなるとどうか…というのがこちら。

・2022年:20-13-11-61 勝率19.0%、連対率31.4% 単勝回収率74%、複勝回収率70%
・2021年:22-22-13-80 勝率16.1%、連対率32.1% 単勝回収率65%、複勝回収率89%
・2020年:24-19-13-73 勝率18.6%、連対率33.3% 単勝回収率72%、複勝回収率88%
・2019年:16-16-18-101 勝率10.6%、連対率21.2% 単勝回収率51%、複勝回収率72%

母数自体がやや少なくなっているものの、結果を出している方だと考えていいだろう。
今回のセッタレダストは前走で2勝クラスを勝っての昇級初戦だが、今年の3歳馬で同じ状況の馬はこれまでに55頭。着度数で言うと 16-10-3-26・勝率29.1%・複勝率52.7%と優秀な数字が並ぶ。
しかも前走3番人気だった馬に限れば3頭全てが連対しているが、いずれも昇級戦はダート。しかもうち2頭は同じレース(11月5日・安芸ステークス)という特殊なデータなのでどこまでアテにできるかは微妙も、少なくともポジティブな傾向なのは間違いない。
もう少し突っ込んで調べるなら、先の55頭のうち今回距離短縮となった馬は11頭いて 5-1-0-5 という好成績。勝率で言うと45.5%で、同じ距離だった組の勝率31.0%を大きく上回っていた。

暮れの中京芝1400mの傾向

飛騨ステークス徹底展望ではおなじみの、年末の中京開催・3歳以上の芝1400m戦に限った傾向について。
馬場改修後(2012年以降)ということで昨年までで10年分・対象38競走からのデータを見ていく。

距離短縮組は本当に成績が悪いのか?

前走の距離別成績として、このブログではずっと距離短縮組は微妙と言ってきた。実際のデータとしては、

・前走と同距離:22-16-20-190 勝率8.9%、複勝率23.4%、単勝回収率119%、複勝回収率85%
・前走から距離延長:12- 9- 7-217 勝率4.9%、複勝率11.4%、単勝回収率60%、複勝回収率38%
・前走から距離短縮: 4-13-11-175 勝率2.3%、複勝率16.0%、単勝回収率49%、複勝回収率73%

もうひとつ成績が上がらない馬が距離を変えて試してくる…というケースはザラにあるので、同距離組に比べて成績が落ちるのは仕方ない。
距離短縮組は確かに勝率は上がらないものの、昨年の飛騨ステークスではその距離短縮組だったイーサンパンサーが1着。更にこれを含む、昨年の年末の中京の3歳以上・芝1400m戦の3鞍すべてて距離短縮組が連対していた。
ちなみに今回距離短縮になるのは先のセッタレダストと、人気はないがトミケンボハテルの2頭が該当する。

前走3着はやはり好成績。だが…

これも毎度取り上げている数字として、なぜか前走3着馬が好成績というのがある。勝率・連対率・単複の回収率いずれも前走2着組を上回っているのだが、今年は該当馬がいない。
3走以内まで広げて馬券に絡んだ馬としては、何度か触れたセッタレダストと、タイニーロマンス・バルトリ・ショウナンアレスがいるがいずれも人気上位。

だがこれだけでは話が終わってしまうのでもう少し前走成績にフォーカスしたデータを探すと、前走ハンデ戦だった馬の内容がやけにいい。
対象馬が出走したレースは8鞍で、うち4鞍で勝利を挙げているがうち3鞍は4番人気以下での勝利。
また、対象馬が3頭以下だった4鞍はいずれも対象馬が馬券に絡んでいた。ちなみに対象馬が8頭出走した昨年の飛騨ステークスはその対象馬のワンツーでのあった。
もっとも今回は11頭中7頭が対象で、うち4頭は奥多摩ステークスからの出走だが、昨年奥多摩ステークスから出走した4頭(人気上位馬もいた)は掲示板外だったことは補足しておく。

あと前走成績からのヒントとしては、上がり3Fの時計が2・3番目だった馬が各8勝というのは気にしてみたい。
上がり最速の馬ではないというのがポイントで、そちらは4勝止まり。連対率・3着内率もなぜか2・3番目組に及ばない。
該当場はオースミカテドラルとバルトリ。馬券的にも面白そうな存在ではある。

ローカル・3勝クラスのメインレースとは

今年は少頭数もありなかなか有用なデータ探しに苦労したが、最後に独自の切り口でデータを調べてみたい。
対象は、夏開催(7月~9月)を除くローカル6場、11レースの3勝クラスの2019年以降の成績を見てみる。
対象は76鞍。基本的には第3場開催を想定したものではあるが、一部弾ききれないレースが含まれる点はご承知いただければと。

まず騎手から。パッと見ただけで光るのは二桁人気を2回も勝たせている鮫島克駿だが、よりによってこのレースに騎乗馬がいない。
今回騎乗する騎手だと11戦3勝の幸英明、騎乗数の割に回収率が良い菱田裕二、ここ1年間で6戦し馬券圏内4回の富田暁といったところが注目。
ちなみに調教師については、今回出走馬の中から特に目立った成績はなかったので省略。

調べて気付いたが、この条件だと全頭単勝をベタ買いしても実は回収率がプラス(106%)になるという条件で、芝の45鞍に絞ると118%までアップする。
それだけ波乱傾向にあるとも言えるのだが、前走2番人気だった馬の回収率が単勝234%・複勝107%という数字。
今回は該当馬がいないものの、前走人気順別で勝率トップの3番人気馬でも単勝回収率105%あるのだから悪くはない。但し今年の該当馬2頭はいずれも今回上位人気。
他では前走6~9番人気も一発狙い以上の成果が見込める数字を出している。

他では、前走の0.1~0.2秒以内の差で負けた馬の単勝回収率231%というのが目につく。
単勝万馬券(2019年6月29日・TVh杯)が含まれているのが大きいが、勝った11頭中で1番人気が4頭いた一方、残りはすべて5番人気以下だったのは気になる材料。
今年の該当馬で言うと現時点でショウナンアレスが1番人気、バルトリが5番人気なのだが…。

というところで少し時間が押しているので、このあと【最終決断編】として買い目を含めた予想を更新することにしたいと思います。

(本文中一部敬称略)

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