ひとまず、週末(実際は週明けの月曜まで食い込んだけど)まで想定以上の長期戦になってしまった絵は一応の決着。
以下、わざわざこのような記事をご覧になる“理解してくださる”方向けだから言える書き方が多くなります。
そもそもの話、あのレベルの絵であれば半日で描き終わらないとダメなレベルだろう…とは思う。
じゃあなんでここまで時間がかかったのかと言われると、自分なりに考える理由はいくつかあって。
●知識不足
大部分はこれ。影・しわ・ハイライトのひとつひとつに対してどう描いたらいいか・塗ったらいいかがわからない。
色の選び方がわからない。実際に塗ってみたけど、いまいちイメージ通りにならない。
そういった積み重ねで時間を喰った結果、必要以上に時間がかかってしまった。
解決方法はいくつかあって、まずひとつひとつを経験として覚えていくしかない。一度経験したことだったら、次はあれこれ迷わずできるはず。
あとは勉強と実践を腐らず続けること。今ここで終わってしまっては今までと何も変わらない。
本気で絵に取り組むと決めたのだから、どうやったらああいう絵を描けるのかとか、もっと真剣に勉強しないといけない。
●素材のレベルの低さ
ここで言う素材は、概ね線画(のような何か)のことを差してます。その時点でダメな部分があるから、その先もうまくいかない。
髪の毛の描き方なんてまさにそれ。塗る前段階で既にダメだから塗れる訳がない。
やり直しも考えるべきだったけども、早く決着を付けて先に進む方を優先した判断が間違いだとは思っていない。
もっとも、この反省を次に活かせないと何も意味がないのだが。
●モチベーションのコントロール
予想以上に長期戦になってしまった焦りや、上手くいってないことがわかってても進まないといけない苦痛を感じながらやってた部分が少なからずあった。
結果として更に長期戦を強いられることになり、最後の方は「早く終わらせたい」という気持ちの方が強くなっていった。これではいけない。
そういうダメなところが積もり積もった結果、時間がかかったということよりも、某ツイッターで公開しても“いいね”のひとつすら付かない、今の自分に対しての評価に現れている。
少しでも“いいね”と感じてもらえる人に届かないこと・届けられないこと。そもそも届けられるレベルに達していない自分に対して、恨みに近い悔しさを覚える。
唯一幸いと言えることとしたら、自分が参加させてもらっている絵師さんが主導のクローズドなコミュニティで共有したときに、その絵師さんから「頑張っていると思う」「絵柄が少し古い」という声をもらえたこと。
確かに、自分の中でひとつの憧れ・インパクトとして残っている絵は2010年代前半のもの。その印象に引っ張られている部分もあると感じてるし、そこから5年10年と経過した絵柄を理解して、どうにかして描いていくことも必要なんだろう。
少なくとも、今の自分がスタートラインにすら立っていない、評価される・されないという次元の話にすらならないほどに酷いということなんだから、今までとは違うことをやらないといけないのは絵に限ったことではないし、その認識を強く持てたことが今回の収穫だろうと考えている。
ぶっちゃけ、フォロワーを万単位で抱えてる絵師が「フォローしてください」とか流したり、プロフィールに「弱小絵描き」とか載せてるのを見ると俺に対する当て付けかとも思ってしまうが、別に喧嘩したい訳ではないし、それより箸にも棒にもかからない自分を何とかする方が先なのも事実。
かわいくてえっちな女の子を描きたい・みんなと共有したい…という初心は忘れずに、早く絵を描くことが心から楽しいことと思えるように、これからも努力を続けようと思う。
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