今年は久々に有馬記念デーのあとの開催がない年となり、年内の中央競馬はこの土日で終了。
年明けは1月5日の火曜日から始まるが、年始最初の【時々是競馬】はその前日の1月4日、以降は通常通り毎週金曜日の更新です。
なお来年の12月28日の開催の取り扱いについては、直前になったらまた告知します。さすがに1年先の話ですし…w
土曜中山10R 中山大障害
オジュウチョウサンの回避は、京都ジャンプステークスが終わってすぐくらいの頃には事実上決まっていたような状況ではあったが、いざ特別登録の時点で名前がなかったのを見直すと、有馬記念のメンバーと合わせて尻すぼみ的な年末にならないかな…と思わなくもない。
一方で7年ぶりにフルゲート16頭が出走することにもなり、割と力関係はハッキリしている気もするがヒモ穴くらいはさすがに考えてもいいと思う。
メイショウダッサイが2倍前後の単勝オッズで人気だが、これは仕方ないだろう。同じく実績上位のブライトクォーツ、上がり馬のタガノエスプレッソも軽視はできない。
じゃあどの馬で穴を狙うのかだが、去勢明け・ぶっつけ本番だが実績上位組のシンキングダンサー、一度中山を経験したことがプラスに出ていいはずのスズカデヴィアスを挙げてみたい。
土曜中山11R ホープフルステークス
好メンバーだった東京スポーツ杯2歳ステークスの上位2頭は引き続き注目。ダノンザキッドはもとより、タイトルホルダーも展開に融通が利きそうで、あまり人気はないものの、だったら尚更注意しておきたいところ。
あとは人気関係なく中央芝で2勝している馬を素直に狙えばいいと思うが、特にランドオブリバティ、オーソクレースと、考えることはみんな同じなんだな…という。
土曜阪神11R 阪神カップ
インディチャンプが不動の中心と考えていいだろう。休み明け2走目は昨年のマイルチャンピオンシップ、今年のマイラーズカップを含めて負けていないことからも、状態を上げてくると考えていい。
同じく叩き2走目に強いフィアーノロマーノ、人気を落としたままになりそうなサウンドキアラ、良馬場での巻き返しを検討する余地があるダノンファンタジー、大穴で外枠が好材料となることを見込むミッキーブリランテを。
日曜中山11R 有馬記念
ジャパンカップとのメンバーのギャップが激しすぎて、競馬場への入場可能者数も絞られた上での開催となると、どうしても盛り上がりに欠けるような…と思わなくもないが、宝塚記念圧勝のクロノジェネシスがまだ残っていた。タフな冬の中山芝なら、その宝塚記念くらいのパフォーマンスを見せて今年を締めくくってくれる可能性は高いと踏む。
如何にも前走は叩き台でした…という雰囲気を感じるラッキーライラックとワールドプレミアがその後。フィエールマンもこのカテゴリだが今回の方が間違いなく条件はいい。
更に穴馬を探るなら、内枠を引いた実績馬のブラストワンピース。オセアグレイトやユーキャンスマイルが内目の枠ならそちらも考えたが、ここは枠順と過去実績を考慮しての判断。
日曜阪神11R ギャラクシーステークス
3歳馬のメイショウテンスイが年間通じてコンスタントに使われているが、人気になるならそのあたりを疑ってみるのもひとつの手かもしれない。それでもハンデ55kgはまだ恵まれてるように映るし、1400mなら簡単にはバッサリ切れないのも事実だが。
叩き2走目のデザートストーム、ハンデ53kgはプラス材料のヴァニラアイス、人気の盲点になることを祈りつつダイメイフジ、展開待ちだがドリュウ、デュープロセスあたりも馬券的には面白いはず。
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