確実にあっち方面と繋げるのが出てきそうなので書いておくと、レーティングで
よく出てくる“SMILE”の距離カテゴリの話。安田記念も超ビッグネームの参戦が
今年含めて機会が増えてきたと感じるものの、未だに芝のマイル以下の距離の
他のGⅠと同じく、1着賞金は1億1000万円に設定されているのもなぁ…などと
感じるがどうか。牝馬限定GⅠはともかく、ダートのGⅠも似たことが言える。
そんな話はともかく、ここからはいつも通り週末の中央競馬のレースの予想。
まず土曜は東京ダート2100mのオープン特別・スレイプニルステークス。
“スレイプニル”という名前だけ見ると、個人的にはWebブラウザの方が先に
頭に浮かんできたところだが、当然ながら由来としては北欧神話の方である。
オープン特別における“別定A・B”の負担重量区分もこの開催から採用されるが、
このレースは別定Aなので、これまでの古馬オープン特別の別定戦とほぼ同じ。
長期休み明け・59kgのルールソヴァールはともかく、上位人気になりそうな
アングライフェンの58kgはちょっと気にした方がいいように感じる。
とりあえずコスモカナディアンを買いつつ(笑)、上がり馬のリテラルフォース、
牝馬だが決め手はあるアンデスクイーン、一発狙いでクロスケまで考えてみる。
同じ上がり馬でもアイファーイチオーやサノサマーはイマイチ信頼感に欠ける。
土曜阪神はGⅢの鳴尾記念。9頭立ての少頭数で、メールドグラースに人気が
集中しそうな感じだが、単騎で行ければ面白いと考えているタニノフランケル、
実績的にはここで勝ちきれる力はあるステイフーリッシュは押さえたいところ。
ギベオンやノーブルマーズまで買ってみたいが、あまり手を広げられないだけに。
日曜は注目の安田記念。アーモンドアイがどれだけの人気になるのかが焦点に
なりうると思うのだが、超絶高速馬場の東京芝に、桜花賞を勝っているとは言え
2400mも普通に走ってしまうような馬が、海外戻り初戦でどうなの?という点に
配当面での期待をかけたくなるところ。とは言え惨敗は考えづらいが…。
となるとダノンプレミアムが筆頭ということになりそうだが、一度使われた
サングレーザー、モズアスコット、アエロリットの3頭が非常に気になる。
いずれにしろ、展開を考えるとアエロリットがすんなりハナを奪ってそのまま
スローで流れそうで、後ろから行く馬は末脚不発も考えた方がいい気が…。
最後にこちらも今週から呼称が変更になる条件戦から、日曜東京9Rの
ホンコンジョッキークラブトロフィー。3歳以上2勝クラス(旧1000万円以下)の
11頭立てだが、3歳馬の参戦はなし。一方で4頭参戦の4歳馬がいずれも前走で
馬券に絡んでいて、降級制度が残っていたら下のクラスで大暴れしていた
可能性を考えると、この変更が今後どのように影響するかは気になるところ。
注目したいのはイチダイ。前走は休み明けながら2着。減っていた馬体を
戻した形ではあるが、状態さえ整えば格上挑戦でも馬券に絡んだことがある
実績を持つだけに、決して馬鹿にできない存在。当ブログ的には2016年の
高山特別で、厳しい位置取りから脚を伸ばして3着の記憶も残っている。
相手には前走1000万好走組より、長期休み明けながら重賞好走実績もある
エトルディーニュの方が面白いのでは…? と感じるがどうだろうか。
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