先週の中央競馬の重賞は、阪急杯も中山記念も多くのファンが望んでいたと
思しき結果とは違う決着を見たと言っていいと思うが、こちらもおなじみの
メンバーとは思うものの、近況含め悩ましい要素がかなり多く波乱含みの一戦。
ちなみに以下の内容は、一部除いて月曜夜の段階で用意していたものですが…。
■2月27日・川崎11R エンプレス杯(4歳以上JpnⅡ・ダート2100m)
◎②ミッシングリンク
○⑬サルサディオーネ
▲①クロスウィンド
△⑨ビスカリア
△⑩クレイジーアクセル
×⑦プリンシアコメータ
とりあえず通算の実績ではプリンシアコメータやミッシングリンク、直近の
結果だけ見ればビスカリアあたりが人気にはなるんだろうと思うが、いずれも
自信を持って中心視できる馬ではなく、実はかなり馬券的にも難しいと思う。
とりあえず中心はミッシングリンクにしたが、どうもアクシデントがあっての
今回休み明けという臨戦過程になり、馬体重含めどのような状態で出てくるか。
休み明けが嫌われて微妙な人気になるなら狙いだが、前日発売とは言え
単勝1番人気というのは正直なところ想定外。直前まで見極めが必要になりそう。
相手はサルサディオーネ。大外枠が利点になると踏むが、さすがに川崎記念と
今回を比べれば相手関係は大幅に楽になるし、そういう意味でも前進に期待。
クレイジーアクセルにハナを譲って2番手から…というレースになるだろうか。
ビスカリアは前走のTCK女王盃が、予想外の…と言っては失礼だが圧勝。
ただ、この馬自体は決め手があるものの、それが川崎コースでも通用するかと
言われると、まだ信頼するには根拠が少なく思う。人気にはなるだろうが、
個人的にはそこまで自信を持って買うことはできないのが正直なところ。
恐らくハナを切るであろうクレイジーアクセルは、距離延長は都合いいはず。
メンバーレベルは前走とさほど変わらないし、その前走で先着を許した馬には
多少なりとも不安要素がある訳で、馬券圏内ならば十分考えていい。
プリンシアコメータは、来るとしたらそろそろかなぁ…というレベルの推奨。
グレード別定で負担増になるのがこの馬のみで、近況を考えると買える要素は
だいぶ少ないようにも感じるが、しれっと巻き返されてもおかしくはない…。
最後に穴はクロスウィンド。こちらも距離延長は歓迎のはずで、いくら前走で
大敗していても、大井の内回りマイルと川崎2100mでは全然違うレースになるので
人気は落とすだろうが、ここで激走されても特に驚かない。あとは力関係だけ。
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