まず告知。来週の競馬関連の記事ですが、【時々是競馬(火曜版)】については
月曜(26日)に更新します。27日の火曜は兵庫ジュニアグランプリの予想記事、
そして水曜日には、12月1日の中京で行われる高山特別のデータ分析記事を
更新する予定にしているので、興味のある方はそちらもご覧いただければと。
そしてようやく来年の中央競馬の競馬番組の詳細概要が出てきたが、既に一部の
スポーツ紙などで報道されていた女性騎手の平場での減量措置の変更や
リステッド競走の一覧というのもあるが、いわゆる“スーパー未勝利”の廃止が
しれっと記載されていたり、今年の弥生賞に出走したヘヴィータンクのような
パターンを出さないためのタイムオーバー制度の変更など、降級がなくなる一方
身も蓋もない言い方をするなら、生存競争がより激しくなるのかなという印象。
ここからは回顧。まずマイルチャンピオンシップから。アエロリットの逃げは
予想通りと言っていいだろうか。ペースも800mが47秒1というのはGⅠにしては
かなりのスローペースと言っていい。それで残れないのだから仕方ないが、
12着とは言え0.5秒差。決めて勝負になると分が悪いのもあるだろう。
ステルヴィオは更に馬体が増えての出走だったが、クラシックで善戦した上で
更に力をつけての勝利だけに、マイルでも中距離でも、来年が楽しみな一頭。
アルアインは一見マイルでも対応できたが、ペースがペースだけ過信禁物。
モズアスコットは、このペースであの位置取りでは論外と言っていい。
不利があったのも多少影響はあったと思うが、だとしてもこの展開は辛い。
あとは簡単に。東京スポーツ杯2歳ステークスは結果を見てしまうと波乱だが
ニシノデイジーは+12kgの馬体重の時点でバカにできないと感じていた。
人気馬は結果が出なかったが、上位馬はクラシック路線でも注目に値する。
福島民友カップはヒラボクラターシュが順当勝ち。チャンピオンズカップでは、
3歳ダートの真打ちであるルヴァンスレーヴの走りも期待したいところ。
地方の回顧は道営記念。と言ってもスーパーステションはまるで一頭だけ
違う手応えで、直線も鞭こそ入ったが、3角あたりで他の各馬がかなり激しく
手が動いていたのを考えると、確実に勝つためのステッキという意味合いが強い。
冬の間は他地区に遠征するのか、そのまま休むのかわからないが、
今のこのシーンを見る限り、来年もこの馬を中心に回ることになるだろう。
今週は金曜日に浦和記念が組まれているが、そちらの予想についてはいつも通り
前日の木曜日に更新することにしたいと思います。展望はそれ以外のレースから
水曜浦和の準重賞・’18まがたま賞。B3から4連勝中のシンボリラピッドが
人気になると思われるが、安定勢力のサニーデイズやバーンザワールドも警戒。
木曜は笠松グランプリ。グリーンチャンネル地方競馬中継では、笠松のレースで
唯一中継する競走になるが、今年もそれに値するメンバーが集まったと思う。
4連覇を目指すラブバレットは相変わらず元気だし、エイシンバランサーや
サクラレグナムも上位候補。エイシンヴァラーは前走が余計な気もするが…。
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