まず回顧は帝王賞。先行争いがひとつの鍵だったが、テイエムジンソクが
割と腹を括った感じで飛び出し、やや離れてオールブラッシュが追走する流れ。
1000m通過が59秒9というペースは、マイペースか、はたまた飛ばし過ぎかと
思ったものの、直線早めにケイティブレイブに捕まえられたことを考えると
結果的には飛ばしすぎたのだろう。戦法自体は間違いではないと思うが。
結局は先に抜け出したケイティブレイブを、ほぼ並走する形で上がっていた
ゴールドドリームが最後はクビ差捉えていたが、現状ではゴールドドリームが
ダートでは最強と言っていいだろう。サウンドトゥルーはしぶとく3着まで
追い込んできたが、だからと言って次も馬券圏内期待かと言われると別問題。
リッカルドはもとより、ヒガシウィルウィンとカツゲキキトキトも頑張った。
ラジオNIKKEI賞は、なんでまたフィエールマンはあんな後ろから進めるのかと。
いくらペースが流れていたとしても、福島コースの開幕週であれでは、
どれだけいい脚を使ってもさすがに届かない。幸い2着には届いたので
最低限の収得賞金は加算できて、1000万まで勝った馬よりも優位にはなったが、
秋に向けてはそれだけでは安心できない状況が続くだけに、次が大事。
メイショウテッコンについては、コースと馬場を考えたら理想的なレース運び。
CBC賞はセカンドテーブルが見せ場は作ったものの、最後はアレスバローズが
外から伸びて差し切り。重賞ではもうひとつなのかな…と思っていたら
今回もハンデ54kgとは言え4番人気に支持されていたのだから自分の見当違いか。
アサクサゲンキは控える競馬を続ければ、そのうちチャンスはありそうな気配。
今週は川崎のスパーキングレディーカップが木曜日に行われるが、例によって
前日(というか明日の水曜)に予想記事を更新します。それ以外のレースから
水曜川崎の準重賞・デイリー文月杯を予想する。前走のさきたま杯でも
そこそこ人気していたノブワイルドだが、A2以下・左回りの1400mであれば
ハナを切ってそのまま勝ってくれるだろう。枠順も内枠なら好都合か。
相手はまともに考えればバンドオンザラン、ブリージーストームあたりだが、
ファイヤープリンスも見限れないし、8枠に2頭入った中央からの転入初戦馬から
ドラゴンシュバリエの方ならチャンスがありそうな気がしている。
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