投稿者 gradefuji | 2018年2月21日

ひとつの区切りを迎える伝統の一戦【時々是競馬(火曜版)】

まず回顧は他方のユングフラウ賞から。エターナルモールが逃げ切ったが、
グラヴィオーラが脚を伸ばしたものの、2番手追走ながら案外だった人気の
ストロングハートと共に、斤量が多少響いたのかなぁと感じるところ。
エターナルモールについては東京2歳優駿牝馬で大惨敗を喫したものの、
あれは参考外としていいのだろう。とは言えどの馬も次走は枠順ハンデ戦の
浦和桜花賞となる可能性が高いだけに、直前まで結論は出せない。

中央の回顧はフェブラリーステークス。最初の600mが34秒1、前半800mは45秒8と
かなりのハイペースで推移。残り400mまでで1分10秒9となると、それこそ
1200mの勝ちタイムと言っても差し支えない時計だけに前崩れは致し方なし。
テイエムジンソクあたりはペースについて行けるか気になったものの、
12着に負けたとはいえ見直しが必要。11着のケイティブレイブも同様である。

となると自分の競馬に徹して決め手に勝る馬が自ずと上位にはなるが、
それでもノンコノユメはようやくと言っていいほど、らしいレースを見せた。
去勢までして競走馬としての道に賭けた陣営のファインプレーとも言える。
ゴールドドリームも負けはしたが、レース内容については何の文句もない。
インカンテーションも“まだ”8歳という表現の方が正しい3着だった。

中央はその他の重賞も簡単に。ダイヤモンドステークスはフェイムゲームが
3年ぶり3度目の制覇を決めたが、ちょっと年齢やハンデ云々という考え方は
捨てないといけなかったなぁ…とレースが終わってから反省。メンバー的に
さすがにここでは役者が違うのは明らかだっただけに尚更。
小倉大賞典はトリオンフが2番手から堂々抜け出しという強い勝ち方。
また4歳馬か…とも思うが、ちょっとこれは先々まで注目していい1頭かも。

明日以降の地方競馬の展望は、まず水曜大井の東京中日スポーツ賞 金盃。
南関版ダイヤモンドステークスとでも言うべきマラソンレースだが、
その辺の南関重賞と大して変わらないメンバー構成になるのは仕方ないか。

最大の問題は、前回の大井開催で施行予定だった金盃トライアルが、
馬券発売締切までいきながら取り止めになってしまったことで、そこからの
直行組が5頭出走。しかもそのメンバーが前日発売では割と人気になっていて
どう判断するべきか非常に難しいところ。波乱含みの一戦と言える。

とりあえずは斤量57kgなら安定勢力のユーロビートに、力はあるはずと見る
ウマノジョーやクラージュドール、穴候補としてタマモネイヴィーあたりを。
キングニミッツも面白いとは思ったが、意外に前日発売で1番人気は悩む。

最後に木曜大井の準重賞・’18雲取賞まで。来年からは南関SⅢとなり、
距離も1800mに変わるので、現在の条件で施行されるのは今年が最後。
南関馬同士に戻って最内ならドンビーに飛びつきたくなるものの、
レベルスリーあたりの巻き返しにも注意。あとサザンヴィグラスも主役の一頭。

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