まずは重賞を中心に先週の回顧から。地方は船橋記念だが、最終的には
アピアが1番人気に支持され、5頭の先行争いに無理に絡まず追走し、
いつの間にか内に潜り込んで抜け出すという内容。もともと3歳時から
短距離での強さを評価されていたが、中央移籍・芝挑戦などもあったものの
ようやく南関重賞2勝目というのは意外。もう7歳だがここから化けるか。
サトノタイガーが終いに賭けて2着に飛び込んだ。いくら地方の1000mとは言え、
最初の600mが34秒1はさすがに速く、こういう展開を呼んだのかなと。
続いて中央。東海ステークスは、週末版をチェックしていただいた方であれば
単勝万馬券の13番人気・コスモカナディアンもちゃんと買えたと思います。
断然人気が1着でも、3連単で49170円の好配当予想を提供できて良かったですw
レースの方はサルサディオーネが行きかけるも、結局はテイエムジンソクが
それを制してハナを切る格好になり、この時点でほぼほぼ勝負はあったか。
フェブラリーステークスでハナを切る展開を見込むのはさすがに厳しいと見るも
それ以上に、いわゆるワンターンのコースへの対応など、そちらの方が課題。
2番手以降で追いかけた馬が軒並み惨敗している事を考えれば、6馬身離れた
3着とはいえモルトベーネは再評価に値する内容。今後もこの路線では注目。
アメリカジョッキークラブカップは、ゴールドアクターが正直予想外と言っていい
最下位敗戦にショックを隠せないが、さすがに目標がもう少し先だと考えるなら
次改めて…ということになるだろう。こんなものではないと思いたい。
レース自体は人気の4歳馬2頭で決着も、マイネルミラノがハナを奪うのに
だいぶ脚を使ったように見えながら3着に残したあたり、馬場が合うのか
時計がかかる展開になったのが幸いしたのか…といったところだろう。
この時期ならではの決着という見方もできるが、明け4歳の勢いは凄まじい。
そして今週は、まず大井が首都圏の大雪の影響をもろに受ける形で、月曜は
南関東版・万葉ステークスの位置付け(だと勝手に思ってる)で新設された
金盃トライアルが取り止めになり、火曜日は一旦は開催と告知されるも、
結局は中止となって、3歳牝馬限定の’18桃花賞もなかったことになった。
今日は日中いい天気で、明日も東京地方は晴れの予報なので、恐らくは
TCK女王盃は大丈夫だと思うものの、それでも明日も最初の3レースまでは
取り止めが決まっているので、なかなかに影響の大きい雪となった。
なお、TCK女王盃は別記事で予想を公開していますので、詳細はそちら参照。
ここでは木曜大井の準重賞・’18ウインタースプリントを取り上げる。
雪の影響は水曜以降で判断するしかないが、さすがにあの積雪を考えると
凍結防止剤がどうこうとかいうレベルではないのでは…と見る。
となると距離的に、単純に脚の速い順に勝負が決まりそうなイメージだが、
恐らく人気だが連勝中で、距離短縮も歓迎のクチと見るキャンドルグラス、
距離短縮で巻き返し期待のサブノジュニア、安定勢力のツルオカボルト、
あと連闘だが、人気次第でもう一度サトノタイガーというのも考えておきたい。
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