まず先週水曜以降の回顧。展望したレースからピックアップして取り上げます。
地方はニューイヤーカップ。山のファイトが早め先頭から押し切ったが
結果だけ見ればまさに枠順ハンデ戦の利点を活かしきった結果とも言える。
そういう意味では、今回の4馬身差をそのまま鵜呑みにできない部分はあるが、
一方で外枠ながら好走のクロスケ・トーセンブルは今後も要注目と言える。
ハセノパイロはまさかの6着だが、こちらは立て直して次改めてか。
次の中央の回顧は重賞レースを中心に取り上げる。愛知杯はエテルナミノルが
好位の外から抜け出して押し切り。一部で距離がどうこうと言われたものの、
個人的にはそう気にすることでもないと思っていただけに、特に驚きはない。
むしろ1000万を勝ったばかりのレイホーロマンスが末脚を伸ばして2着という
そちらの方が読めなかったところ。マキシマムドパリは不利もあったとのことだが
次走予定の中山牝馬ステークスが引退レースのようで、もうひと花に期待。
京成杯はこの時期の3歳戦と考えると比較的流れた展開だったものの、
ジェネラーレウーノが最後まで抜かせなかった。これで未勝利から3連勝だが
それだけで過剰人気になるようだとちょっと疑いたくなることが不安。
今回に関しては着差以上に強い内容だったし、有力候補の一頭と見ていいだろう。
日経新春杯はミッキーロケットが伸びあぐねる一方、逃げたロードヴァンドールが
粘って2着に残り、またデムーロかと言わんばかりにパフォーマプロミスが
まさに測ったかのように差し切り。確かに馬自身もここに来て急に良くなってきた
ところはあるが、それでもいきなり重賞で結果を出したのは騎手の力もあるか。
GⅠで勝ち負けには足りない馬が上位のハンデGⅡならこういう結果にもなるか。
最後は直近の地方競馬の展望。水曜はサンケイスポーツ盃 船橋記念。その前に
当日の船橋競馬の他のレース名がなかなか一線を画したパンチの利き方をしていて
「1月は美味しい新海苔の季節記念」「まきのごはんパワーカップ」などと
たまに南関東の各競馬場で行われるコラボレースの中でもインパクトが強い印象w
一方で水曜の高知競馬でも「ポンカンジャム特別」「ブリのしゃぶしゃぶ特別」と
なかなかな名前のレースが組まれているのが、まさに地方競馬という感じだが、
流石に話題が大きく別の方向に逸れてしまったので本題に戻ります。
前日発売ではほぼ1年ぶりの実戦になるモダンウーマンが単勝1.2倍を示しているが
このコースで結果を出しているフラットライナーズとスアデラを上位に見たい。
アピアも人気上位だが、斤量差を活かせば逆転まで考えられるものの、
こればかりは人気の推移を確認してからの最終判断としたいところ。
割と実力差がはっきりしたメンバーの対戦に見え、穴狙いは厳しそう。
もうひとつ展望は、木曜の3歳戦・報知新聞社賞 園田クイーンセレクション。
園田ジュニアカップ上位のミネオラチャン・トゥリパあたりが中心か。
あとはシービジョンズやリボースあたりがどこまで迫られるかといった感じだが、
一発ありそうなのはあちこち遠征していて人気もなさそうなスリルトサスペンス。
(本文中敬称略)
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