ということで今回から「中央」「地方」の区別をなくして、火曜版では
週末の中央競馬と直近の地方競馬の回顧、プラス直近の地方競馬の展望という
構成で取り上げていきたいなと思いますので、引き続きよろしくです。
まず地方競馬の回顧は報知オールスターカップ。キスミープリンスあたりが
見せ場を作ろうかというところで、外に持ち出したディアドムスがいい伸び。
これは完勝と言っていいだろうが、次は川崎記念よりも報知グランプリカップか
そのあたりと考えると、まぁ被った人気になって相手探しの様相となるか。
オメガスカイツリーは明けて10歳だが、まだまだ元気で今後の判断が悩ましい。
中央競馬の回顧は東西の金杯。中山はセダブリランテスが好位から押し切り。
着差こそクビ差の決着だったがそれ以上に強い内容で、1年後にはGⅠのひとつは
取っていてもいいのではないかと期待させられる内容だった。ウインブライトは
ローカル専用かどうかというのがある意味見極められる一戦だったと思うが、
ペースが少し遅いことを差し引いても4大場で主役を張れる力があると再認識。
そういう意味では、ブラックバゴは今後どこかで大仕事をやってのける魅力十分。
京都はウインガニオンが引っ張るも、道中は上手くペースが落ちたものの
最初の600mが34秒2と、重賞とはいえ冬場のマイルと考えると少し厳しいか。
それにしてはあまりに負けすぎなので、立て直しに期待したいところ。
ゴール前は二転三転したものの、最後はブラックムーンとクルーガーの
決め手が勝った格好。レッドアンシェルも悲観する負け方とまではいかず、
さすがに安定感はあるのでGⅡ・GⅢまでならそこまで時間はかからなさそう。
最後は明日以降の地方競馬の展望。まず水曜浦和のニューイヤーカップは
全日本2歳優駿で3着のハセノパイロが早くも年明け初戦を迎えるが、
ここが浦和マイルだという事実を忘れてはいけない。枠順を考えたら
休み明け・転入初戦だからこそヤマノファイトを狙う価値があると見る。
セイヴェルビットとレベルスリーはどこまで信頼できるか難しいが、
どちらかが3着以内に割って入るシーンは考えておいていいだろう。
シェーンリートは厩舎と鞍上の名前を見ると手が動くものの微妙…。
もうひとつ、木曜笠松の中京スポーツ杯 白銀争覇はエイシンアトポロスが
抜けた人気になるだろう。相手は少し難しいが、距離短縮ならば
ダイヤモンドダンスあたりの巻き返しに期待してもいいのではと感じる。
インディウムは人気になってしまうだろうけど、一応人気次第で…としておく。
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