まず回顧。阪神ジュベナイルフィリーズはラッキーライラックが中団から伸びて
最後はきっちり差し切り。決めては確かなものがあるというのは改めて感じた。
とは言え着差も含め、決定的な力の差を感じるには至らないのもまた事実で、
そのあたりは冬を越してから、また改めてチェックしていきたいところ。
ロックディスタウンが伸びを欠いての9着という結果だったが、道中やや
かかり気味だったようにも感じるのは自分だけだろうか。大外で揉まれない反面
前に馬をおけなかったことが裏目に出たかも。これで見限るには早いと思う。
その他から、4着のトーセンブレスは決め手はあることは再認識できた。
カペラステークスはディオスコリダーが前をとらえて押し切り、ここでも3歳馬が
勝利するという結果。じわじわ単勝人気も上がっていたが、そこはファンの方も
わかっていたということだろう。スノードラゴンが掴みどころがなく悩ましい。
ハナを取りきったドラゴンゲートが4着には残した一方、追いかけた形の
ナンチンノン、サイタスリーレッド、コーリンベリーがいずれも大敗。
中日新聞杯はメートルダールが先に抜け出し、ミッキーロケットが追うも届かず。
2.5kgのハンデ差があったのは確かだが、結局は決め手勝負の決着だっただけに
スムーズに進められた馬と、決してそうではなかった馬の差とも言える。
師走ステークスはディアデルレイが逃げ切り。ハナを切るレースをしたことがなく
意表を突く形だったようにも見えるが、マイペースで行けたのが勝因だろう。
リゲルステークスはレッドアンシェルが勝利。+12kgは成長分も込みのようで、
ここに来てまだ伸びしろがあるのは盲点だった。GⅠタイトルまではどうかなぁと
現時点では思わなくもないが、まだキャリア7戦という意味では面白そうな存在。
今週は、昨日もデータ分析記事を公開した、当サイト的に有馬記念よりも
重要なレースと言える、土曜中京の高山特別が一番の勝負レースになるが、
そちらの予想は別記事で後ほど公開しますので、そちらをご覧ください。
ここではそれ以外のレースを簡単に取り上げていくことにする。
まず土曜中山のターコイズステークスはハンデ差も含めて判断が難しいが、
フロンテアクイーンは春の実績を考えたら、格上挑戦とはいえ53kgは恵まれた。
あと個人的に割と気にしているエテルナミノルにミスパンテール、穴候補なら
デンコウアンジュとアスカビレンを挙げるが、毎度のことながら混戦ではある。
土曜阪神はタンザナイトステークス。今年は1200mで行われるが、意外に中山の
ラピスラズリステークスから中1週の馬はオウノミチのみ。こちらも混戦だが、
アペルトゥーラがここまで人気にならないなら狙ってみるのも面白そうに感じる。
あとは懲りずにラインスピリットとコスモドーム、あとアドマイヤゴッドまで。
日曜中山のディセンバーステークスは頭数は落ち着いたがオープン特別としては
なかなかのンバー。中心はグレーターロンドンと踏むが、中山1800mのコースなら
マイネルハニーがハナを取りきれば…。あと鞍上の名前よりストロングタイタン、
穴候補はゲッカコウとしておくが、でも人気上位になりそうな馬が強いかなぁ…。
最後に朝日杯フューチュリティステークス。再来週にこちらもGⅠとなった
ホープフルステークスを控えているが、例年とそこまで大きくメンバーの質は
変わっていないのかなぁ…というのが個人的な感想。有力どころだと、
ダノンプレミアムとタワーオブロンドンは、このメンバーでも上位争いは必至。
ケイアイノーテックは前走の予想時にも高い評価をしていたが、人気も落ちて
馬券的には面白そう。あとフロンティアの人気急落も狙い目と判断してみたい。
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