レース名には副題として「目指せケンタッキー」と付いているものの、
その根拠とも言える「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」シリーズの
第1戦となるカトレア賞を勝ったルッジェーロはここには参戦せず。
ポイントレースの見地では、このレースの持つ意味がかなり薄れてしまう形に
なってしまったものの、ダートの2歳王者決定戦であることに変わりはない。
■12月13日・川崎11R 全日本2歳優駿(2歳JpnⅠ・ダート1600m)
中央馬は出走の5頭すべてが馬券圏内を外したことがないというメンバーで、
地方馬についても南関重賞や道営で結果を残した馬がこぞって参戦とハイレベル。
馬券的には中央勢中心の組み立てになるだろうが、だからといって地方馬も
全くのノーマークというようには思えず、波乱含みの様相と見ている。
◎②ハヤブサマカオー
○⑨ルヴァンスレーヴ
▲③ダークリパルサー
△⑧ドンフォルティス
×⑭ビッグスモーキー
前日発売とはいえ、ルヴァンスレーヴが1倍台の人気になるというのは
どう判断すべきか悩みどころ。逃げる必要はなさそうで、展開面ではある程度
融通がききそうなのは確かなので、人気になる事自体は納得できるのだが。
いずれにしろ、横の比較が難しいメンバー構成なので、これまでのレースぶりから
判断するしかないのだが、新馬戦での圧勝がここでも同レベルで評価として
加えられるものではないことは頭に入れておきたい。
印の上では上に書いた通りだが、ハヤブサマカオーについてはそこまで
先手を取るにも苦労はしないだろうと踏んでの推奨。枠順が唯一の懸念か。
ルヴァンスレーヴは上で書いた通り、展開面で融通が利きそうな点は強み。
穴としてダークリパルサー。着差こそ僅かだが2戦2勝。一定の評価はできる。
ドンフォルティスも人気になってはいるので評価はされていると思うが、
これが4戦3勝ではなく3戦3勝ならまた違うのかな…と思わなくもない。
ビッグスモーキーについてはメイクデビューでルヴァンスレーヴに差を
付けられている分、今回に関しては評価しづらいかなとは感じるが、
これも先に書いた通り、新馬戦でどうだったと…は、ここでは同列に語れない。
地方馬もソイカウボーイやハセノパイロあたりは通用しても…とは思うが、
それにしては例年以上に中央勢もハイレベルなメンバーなのでさすがに…。
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