まず回顧。埼玉新聞栄冠賞はカンムルが58kgなど全く関係ないレースぶりで
堂々と古馬相手に早め先頭から押し切ってみせた。外からディアドムスが
抜け出しかかったところを、もう一度4角のコーナーワークで差し返す
なかなか味のある内容だったような感じたがどうか。次は浦和記念よりも
ダービーグランプリに行きそうな気がしなくもないが、いずれにしろ注目。
ダービーグランプリといえば、日曜日には3歳秋のチャンピオンシップの
対象レースが2つあった。盛岡のテレビ岩手杯 不来方賞はキングジャガーが
人気に応えたものの、例によって圧倒的な力を示すわけではなく、でも後続には
決して抜かせないというレースぶりで、地元同士なら地力は上なのだろう。
昨年は園田で第1回が行われた西日本ダービーは、今年は佐賀で施行。
フリビオンが単勝1倍台というのも驚きだが、レースの方も直線入るまでは
万事休すかと思ったが、そこから足を伸ばして差し切ったのは少々驚き。
とは言えこちらも力の差を見せつけての勝ちとは言えず、評価は難しい。
今週は2歳重賞が多いが、その中から水曜船橋の平和賞を展望。頭数は9頭と
やや寂しいが、人気は4戦3勝2着1回のドンビーが集めることになるだろうか。
鎌倉記念で1番人気を裏切る形のシェーンリートは人気次第で巻き返しも
頭に入れておきたいが、それならドンビーと差のないレースをしている
レオハイスピードというのも頭まで考える方が現実的なのかもしれない。
ドンビーを物差しにするならヴオロスも人気次第では狙いたいが果たして。
なお、例によってダートグレードの北海道2歳優駿は別記事で展望します。
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