いつも通り回顧から。秋華賞は前につけた馬が軒並み失速して差し・差しの決着。
1000m59秒1であれば決して速いとは思わないが、いくらまだ2週目だったとはいえ
重馬場だったことを考えると厳しいペースだったのかもしれない。
ディアドラについては上がりのタイムを含めて、少なくともこういう馬場を
苦にしないタイプであるというのは間違いなさそう。もっとも、前走は減った
馬体を取り戻したに過ぎない+12kgだったが、更に短期間で+12kgというのは
決して太いという印象もなく、秘めた素質の高さというのが出てきた感じか。
リスグラシューは位置取りが後ろすぎる感もあったが、相手関係なく自分の
力は出し切っている。アエロリットとファンディーナは次以降改めて。
府中牝馬ステークスはクロコスミアが逃げ切り。人気馬が軒並み中団から後ろで
レースを運んだ分とも受け取れるが、一方でヴィブロスまでもが海外帰り初戦で
勝ち切るに至らず、理由はどうあれ海外遠征からの復帰初戦は馬券的には
頭では買えないというのは、今後も頭に入れておいたほうが良いのだと思う。
オクトーバーステークスは着差こそ僅かだがマウントロブソンは順当勝ち。
ストロングタイタンは半信半疑だったが、GⅢくらいならすぐ勝てそう。
信越ステークスはアポロノシンザンが逃げ切り。上位は前々につけた馬同士で
決着し、馬場状態を含めて決着としては妥当なところだろう。
東京ハイジャンプはオジュウチョウサンの強さが目立った一戦。年末も安泰か。
今週は先週以上に天気と馬場を気にしないといけないのが難しい。
まず菊花賞については、有力馬と思しき馬の多くが決め手重視のタイプで
不良まで悪化しそうな馬場状態にマッチするかと言われるとかなり微妙。
その前提で予想するならば、ダンビュライト、マイスタイル、あるいは
スティッフェリオ、トリコロールブルーあたりが面白そうに感じるがどうか。
東京は土曜午前中の段階で、芝は内目を避ける人馬が目立ち、なかなか難しい。
土曜の富士ステークスはイスラボニータがこういう馬場が合うのではなどと
言われているが、個人的にはサトノアレスやブラックムーンも気になる。
ダートの古馬オープンは2鞍。土曜京都の室町ステークスはJBCスプリントで
除外濃厚だったサイタスリーレッドがこちらに回ってきて必勝態勢か。
上がり馬のウインオスカー、もう一度見てみたいエイシンローリンも注意。
日曜東京のブラジルカップも馬場がどうこうと考え出すと難しいが、
ラニに期待したい気持ちはある。あとナムラアラシ、サンライズソアを。
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