回顧は数が多いので、ダートグレードだけサクサクと振り返っていきます。
まず東京盃は地方馬のワンツーといえば聞こえはいいが、キタサンミカヅキも
ブルドッグボスもつい最近まで中央オープンだった実質中央馬という立場で、
出走機会を求めて南関東にやってきたのだろうと思うと、それはそれで良いこと。
ペースがそこまで速くなかったので、シゲルカガはともかくコーリンベリーや
トウケイタイガーあたりは一瞬夢を見たと思ったが、ゴールでは前と後ろが
だいぶ入れ替わる結果で、意外と前残りを望むのは辛い流れだったのかと思う。
本番に向けては、ますます混迷度合いが強まったと言える結果になったか。
レディスプレリュードはクイーンマンボが勝ったが、8馬身差の圧勝は想定外。
ホワイトフーガも普段より位置取りが後ろで本来のレースだったかと言われると
微妙なところではあるが、少なくとも本番の人気はクイーンマンボに集中するのは
ほぼ確実だろうが、これで確実かと言われると、個人的にはNOなのだが果たして。
マイルチャンピオンシップ南部杯はコパノリッキーが連覇を果たしたが、
紛れもなくノボバカラと鞍上・吉原の好騎乗が全てだろう。上手くペースが落ち、
ノボバカラは一瞬逃げ切りそうなところだった。コパノリッキーは無理せず
3番手を追走して抜け出したが、こんなレースになってはカフジテイクあたりには
ちょっと出番が回ってこない。3連単は12万ついたが、地方のファンにとっては
割と簡単に取れた馬券なのかな…とも。出遅れたゴールドドリームは次見直し。
次は展望。今週もダートグレード(エーデルワイス賞)が組まれているので、
そちらはいつも通り直前に別記事で予想をする予定です。ここではそれ以外から
まず水曜川崎の2歳重賞・スポーツニッポン賞 鎌倉記念。前日発売の単勝は
セイヴェルビットが1番人気だが、この馬に前走先着のポッドジゼル、
道営のユニバーサルライト、1戦1勝も外枠有利なトミノカモンも気になる。
水曜門別の、中京スポーツ杯 瑞穂賞は7頭立て。ドラゴンエアルとオヤコダカの
一騎打ちだろう。ただ、ドラゴンエアルの臨戦過程を考えるとオヤコダカ優勢か。
焦点は3着争いだが、これもスティールキングかジャストフォファンだろうか。
(本文中敬称略)
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