投稿者 gradefuji | 2017年10月2日

地方競馬予想2017~白山大賞典

JBCに向けてと考えると、どうしても毎年のように中途半端な位置づけという
見方をしてしまう重賞ではあるが、今年は中央馬への場所貸しに留まらない
メンバーになったという意味では、多少なりともJBCに繋がってほしいところ。

■10月3日・金沢11R 白山大賞典(3歳以上JpnⅢ・ダート2100m)

ざっくりとした勢力図としては、中央勢5頭+カツゲキキトキトまでの争いだが
どの馬もウィークポイントを抱えているだけに、馬券的には案外難しい。
実質6頭立てに変わると考えるか、6頭からまだ絞らないといけないと考えるか。

◎②タガノディグオ
○⑧クリノスターオー
▲③カツゲキキトキト
△⑩インカンテーション
△⑤ナムラアラシ
×④コパノチャーリー

ハナを切りたいのは恐らくコパノチャーリーの方だろうか。カツゲキキトキトも
できればハナを切りたいだろうが、前走の内容に間隔もやや詰まっているので、
そこまで激しい先行争いにはならないかなと踏む。案外スンナリと隊列は落ち着き
馬場やペース如何で終いの勝負になるか我慢比べになるのか…という感じと見る。

中心はタガノディグオとしたが、前走減った馬体を戻すのが前提。こればかりは
当日になってみないとわからないので悩ましいが、他の重賞未勝利の斤量54kgな
古馬軍団を破る力はあると思う。鞍上デムーロというのも勝負に来てると見た。
相手はクリノスターオー。こちらは良馬場になることが前提条件。しかし予報は
昼過ぎから夕方にかけて雨と出ており、馬場への影響含め予断は許さない。

インカンテーションは実績を考えればあっさり勝っておかしくないものの、
年齢的な部分と、馬自身の状態がどうかに依る部分が大きい。外枠も好都合だが
何かしら落とし穴がありそうな気がしてならない。人気になっても過信は禁物。
ナムラアラシは降級からの勝ち上がりにやや手間取ったものの、このあたりの
メンバーのダートグレードであれば十分通用するだけの力はある。追込一手で
安定はしないが、小回りの割には差しが決まることも少なくない金沢だけに。

コパノチャーリーは他の馬の動きに左右される部分がありそうで、展開的には
ハナは容易に切れても、道中どうかと言われると案外厳しいレースになる気が…。
カツゲキキトキトも2番手で進めるとなると同じことは言えるが、枠は内すぎず
ちょうどいいところではあるので、じっと辛抱できれば一発があってもいいはず。

(本文中敬称略)


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