回顧は札幌記念から。海外を目指す超一線級はいない分と言うのも変だが、
ヤマカツエースにしろエアスピネルにしろ、大きなところで主役級の扱いを
されたとしても、まだその期待に応えるところまではいかないというのが
実情とも言えるだろうか。スローの決め手勝負だとやや分が悪い感もある。
サクラアンプルールは一息入れて叩かれて、これくらいは走っても不思議ない。
ナリタハリケーンまではさすがに手を伸ばせなかったが、また近いうちに
チャンスはありそうなレースぶりではあった。マウントロブソンは次で見直し。
北九州記念はダイアナヘイローが好調ぶりを見せた格好。更に上となると
現時点では何とも言い難く、次は更に人気を集めそうなのが不安といえば不安。
ペースの割には後ろの馬の出番がほぼなかったが、人気のファインニードルも
脚を余したような負け方だったと考えると、そこは多頭数の短距離戦か。
NST賞はドラゴンゲートが押し切り。案外スンナリ進められたことも大きいし、
積極的に進められたのもハンデが大きいだろう。ダートのオープンは層が厚く
特に格上挑戦とはいえ軽ハンデで勝ち上がってのものだけに、こちらも
次走は条件と人気次第になりそう。まずはハナを切れるかどうかではあるのだが。
展望は2歳戦を避けて(笑)、例によって古馬オープンから取り上げる。
土曜新潟はダートのBSN賞。マスクゾロが人気だるが、ハンデ戦であることを
考慮しなくてもかなりの混戦。とりあえず安定勢力のセンチュリオン、
人気ののも産んてと見たのはトップディーヴォにトラキチシャチョウあたり。
日曜はまず小倉日経オープン。地方の浦和・佐賀から計4頭が参戦という
12頭立ての一戦だが、まともにらダノンメジャー、サトノラーゼン、
ベルーフあたりに上位争いの期待をすることになるか。穴でケントオーまで。
日曜新潟の朱鷺ステークスは10頭。人気はワンスインナムーンだろうか。
あとムーンクレスト、トウショウドラフタがこの相手なら何とかなっても。
最後に日曜札幌のキーンランドカップは、シュウジとモレイラ、あるいは
ネロと中野省吾の組み合わせは、馬券的にも少し気にしてみたいところ。
意外に人気なさそうなブランボヌール、ナックビーナスあたりも面白そう。
(本文中敬称略)
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