投稿者 gradefuji | 2017年6月27日

地方競馬予想2017~帝王賞(&優駿スプリント)

宝塚記念は断然人気のキタサンブラックがまさかの惨敗という結末を迎えたが、
ダート路線も上半期の総決算を迎えた。今年は中央馬7頭中6頭がGⅠ・JpnⅠ馬、
唯一の例外のケイティブレイブでもJpnⅡ制覇・JpnⅠで2着の実績を持つ。
地方馬に対しての報奨金制度の整備もあってか、フルゲート16頭が集結した。

なお、普段の南関東ナイターのダートグレード競走における時間割と異なり、
今年の帝王賞に関しては、発走時刻が20:05となっているので要注意。

■6月28日・大井11R 帝王賞(4歳以上JpnⅠ・ダート外2000m)

まずコパノリッキーが森泰斗とのコンビでここに向かうという報道があったと
思いきや、その1週間後には右ひざ関節炎で回避というニュースが入ってきた。
展開の鍵を握るであろう1頭が回避したことにより、ケイティブレイブが
繰り上がってきたというメンバーの質的な意味を含め、考えることは多い。

◎⑮サウンドトゥルー
○②アウォーディー
▲⑩クリソライト
△⑥アポロケンタッキー
×③ケイティブレイブ
×⑦オールブラッシュ

まずアウォーディーだが、ドバイ以来というのが最大のポイントだろう。
実力的には最上位だと思うが、海外帰り初戦で人気馬が負ける姿を幾度となく
見てきているだけに、安易に心中するのは、馬券的にも少し慎重になりたい。
同じことはアポロケンタッキーやゴールドドリームにも言えるのだが。

展開も難しい。ハナを切りたいのは恐らくケイティブレイブとオールブラッシュ。
どちらもハナを取らなかった(取れなかった)前走はイマイチの結果で、
ハナを取った2走前はしっかり逃げ切り勝ち。どちらも真ん中よりは内目の枠を
引いたこともあって、ハナを主張しあうことが予想されるのも余計に悩ましい。

いろいろ考えたが、馬券的な中心はサウンドトゥルー。前走は距離が少し短く、
その前は小回りコースで持ち味を発揮できず。ちゃんと力を出せる条件なら、
その前3走が示す通りの結果を残しているだけに、人気的にも狙い目だろう。

穴候補はクリソライト。前走はまさかのシンガリ一気で2着に追い込む芸当。
今回も同じレースをするかと言われると、個人的にはNOと踏むが、それでも
こんなレースがまだできるという事実を重視したい。人気的にも面白そう。

アウォーディーとアポロケンタッキーは前述の不安は残るも、素直に実力を評価。
ケイティブレイブとオールブラッシュは、どちらかがすんなりハナを取れれば
そちらが有利に運ぶだろうと踏む。もちろんペースがどうかという問題はあるし、
共倒れのケースも想定しておかなければならない。買い方に悩まされるところ。

ゴールドドリームはドバイが散々だったのでという訳でもないが、2000mよりも
マイルくらいの方が力を発揮できるのではないかという気がしてならない。
地方馬はこれだけの中央馬相手だとさすがに手を出せないが、大将格であろう
ウマノジョーが、引き続き山本聡哉鞍上で迎えるという点で、少し気にしておく。

最後に、【時々是競馬(地方)】の更新の兼ね合いのため、27日・火曜大井の
南関重賞・サンケイスポーツ盃 優駿スプリントを簡単に取り上げる。
基本的には大井の優駿スプリントトライアルの上位馬がそのまま人気になるのは
どうしても仕方ないところであり、前日発売でもサブノジュニアが1.2倍。

実際問題、サブノジュニアは短いところで結果も残しているので説得力もあるが、
とはいえ直接の対戦が前走だけの有力馬も多く、安易に攻めるのも考え物。
地力をもう一度信じたいバンドオンザラン、牝馬で別路線ながら連勝中の
ハッピーブーケ、クラシック組からソッサスブレイあたりで馬券を考えてみたい。

(本文中敬称略)

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