いつも通り振り返りから。大井記念は「まさかの」と言っていいであろう
ユーロビートがハナを叩く展開になり、ケイアイレオーネも予定調和的に
先団につける格好になったが、人気馬がここまで敢然と馬群を引っ張る形になると
さすがに後続の末脚にも警戒しないといけない格好になった。この2頭の間から
キタノイットウセイが一旦先頭に立つあたりは、もう何があっても…という感じ。
その中でも末脚が斬れたウマノジョーが差し切り、更に後ろから脚を伸ばした
タマモネイヴィーが2着を確保という格好。この2頭については、おそらく展開面が
大きな鍵を握ると思われ、今後も安定味には欠けるかもしれないが、
忘れた頃に、あるいは大物食いが見られるかもしれないので覚えておきたい。
同じタイプだと、6着に負けたがレーザーも末脚だけならいいものがありそう。
他の回顧も簡単に。赤レンガ記念はオヤコダカかハナを取ってそのまま楽勝。
概ね人気上位で決着も、ドラゴンエアルが一度使われて次でどうか注目。
のじぎく賞は人気も割れたが、最終的に1番人気のアペリラルビーが差し切り。
タッチスプリントは2着確保でとりあえずポイント争いではトップに立った。
もっとも、3着ウリャオイが最後に脚を伸ばすという紛れはあったわけだが…。
九州ダービー栄城賞はスーパーマックスが着差以上の内容で制したが、
じゃあジャパンダートダービーでどうかと言われると難しいところではある。
恐らくは今後も地元・佐賀のレースを中心に使われることになるだろうか。
今週の展望だが、まずダートグレードのさきたま杯は別記事で取り上げます。
ここでは既に枠順も確定している、木曜門別のSTV杯 北海優駿を取り上げる。
さすがにベンテンコゾウ筆頭と言わざるをえない北斗盃の結果ではあるが、
それでもストーンリバー・バリスコアの逆転の可能性は考えておきたい。
穴ならスウィフトハート、他はどんぐりの背比べ状態で実力差も開きそう。
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