最近のダートグレードでは、割と新顔の活躍が目立っていたものの、ここは
中央勢4頭がすべてGⅠ・JpnⅠを制しているということで、実績だけなら
間違いなく南関東勢含む地方馬は遠く及ばないのだが、最近のダートグレードは
一筋縄では収まらないレースが続いており、ここも伏兵の一発があっても…。
■5月31日・浦和11R さきたま杯(4歳以上JpnⅡ・ダート1400m)
前日発売では、案の定中央勢を中心とした人気になっている。とは言え地方勢も
発売票数の関係か、全馬単勝万馬券といった極端なオッズにはなっておらず、
まだ検討の余地はあるのかな…といった印象。もっとも、当日発売になって
票数が増えてくると二極化が進むような気がしないでもないが。
◎⑧ベストウォーリア
○⑥ホワイトフーガ
▲④アンサンブルライフ
△②モーニン
△⑪ドリームバレンチノ
馬券の中心はどうしても中央勢になってしまう。軸はベストウォーリアとするも
ここ最近は安定して上位争いに食い込んでいる反面、もうひとつ勝ちきれていない
面も強く見せており、あまり極端に被った人気になるようなら少し心配。
相手はホワイトフーガ。どうしても牝馬ということで軽視されがちだが、
1400m前後であれば最も得意とする舞台ではないかと見ている。そういう意味では
昨年こそ伸び一息の5着に負けたが、相手関係を考えても前進があっていい。
モーニンは前走で積極的なレース運びをしたのが大きい。いい方に出てくれれば。
ドリームバレンチノはつかみどころがわからないタイプだが、相変わらず大きな
衰えは見られないし、むしろ今は1400mの方がいい感じもあるので、やはり警戒。
穴はアンサンブルライフ。3歳時は距離が長いとも思われたクラシック戦線に
駒を進めたものの、ここ最近は短距離中心。ようやく前走で南関オープンを
勝ったが、この時計だけ見ればここでも十分通用する余地はある。まだ4歳で
このメンバーに太刀打ちするのはどうかという向きもあるが、魅力は十分。
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