最初は回顧から。川崎マイラーズはリアライズリンクスの人気が謎だったが
終わってみたら納得。ゴール前も某大川アナの実況も珍しくエキサイトし、
「的場文男! 的場文男! 的場文男が追ってくる!」というフレーズまで。
レースの方は、そのリアライズリンクスが最内でじっと我慢しており、
直線でパッと前が開いたらあとは抜け出すだけという、今回ばかりは騎手の力で
勝たせたと言っても過言ではない内容だったと見ているがどうだろう。
2着のトロヴァオも、2走前のゴールドカップは斤量58kgに加え浦和1500mで大外と
条件に恵まれずの敗戦、前走の名古屋大賞典は展開的に相手関係の問題と
考えられたのであれば、鞍上吉原と相まって絶好の狙い時だったのかなと。
結果的には簡単に、馬連9870円も馬単13240円も取れたと思うともったいない。
今週の展望は4鞍。まず水曜大井の伝統の一戦・デイリー盃 大井記念から。
まぁケイアイレオーネ・ユーロビート人気だけど仕方ないよね…というところ。
58kgを背負っても、ここは力関係的にこの2頭が抜けていると判断していい。
それ以下が少々悩ましく、ムサシキングオーもウマノジョーももうひとつ信頼に
欠ける面があって、オリオンザジャパンやクラージュドールを狙いたい。
水曜門別からは、楽天競馬杯 赤レンガ記念。基本的にはオヤコダカ頭で、
相手筆頭にスティールキングなのだが、いつの間にか北海道に移籍していた
ドラゴンエアルが気になるところ。休み明けだがあっさりがあってもいい。
木曜園田はGRANDAME-JAPAN・のじぎく賞。ここまでのポイント上位組は
一体どこに行ったというところだが、タッチスプリントが5着以内であれば
とりあえずポイントトップに並ぶ状況。レースとしては最内に入ってしまったが
アペリラルビーとの一騎打ちムードだが、何か紛れがある気がしてならない…。
最後にダービーシリーズ・日曜佐賀の九州ダービー栄城賞。移籍組や牝馬など
力関係の比較が難しいメンバーではあるが、スーパーマックス筆頭でいいだろう。
まともに走ればここのメンバーでは敵にならないレベルの実力は持っている。
相手は難しいが、一応南関東からの移籍組であるビーザライトが叩き2走目で
前進は見込める。あとコパノレイミー・オヒナサマも牝馬だが侮れない。
(本文中敬称略)
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