いつも通り回顧から。阪神大賞典はサトノダイヤモンドもシュヴァルグランも
実力通りのレースはしてくれた。焦点だった3着争いは自分の競馬に徹した
トーセンバジルが確保するも、元々の実績を考えれば不思議はなかった。
フラワーカップはファンディーナが強かったが、それまでの桜花賞トライアルに
比べればメンバーレベルがやや低かったのもまた事実で、皐月賞に向かうようだが
あのレース内容だけで全てを判断しようとすると、非常に危険だと思う。
ファルコンステークスはコウソクストレートが差し切り。鞍上の力もあったか。
若葉ステークスはアダムバローズが早めに押し切るも、時計的にはやや微妙。
シロニイも見せ場は作ったし、芝でもそこそこやれそうというメドはたったか。
スプリングステークスは混戦なりにウインブライトが制したものの、これ以上
馬体が減るようだと危ない。今回は何とかなったが本番まではどうだろう。
今週の展望は、まず日曜中京の高松宮記念だが、相変わらずスプリント路線は
混戦ムードが続いており、レッドファルクスで盤石とも言い切れない。
とはいえ鞍上の名前を見たら、とりあえず買っとけということにはなるのだが。
ある程度配当妙味も考えて予想するなら、メラグラーナやソルヴェイグが
面白そうな存在だとは思う。穴候補でラインスピリットとナックビーナスで。
土曜中山の日経賞は、ゴールドアクターが負けられない一戦を迎えている。
もちろんディーマジェスティと上がり馬のシャケトラも軽視禁物だが、
現状ではまだゴールドアクターの方が上と見たい。斤量57kmも追い風。
日曜中山のマーチステークスは大混戦だが、ハッピースプリントは人気ほど
評価を下げられる馬ではない。ただ、コスモカナディアンあたりの方が
馬券的には買えるかなぁ…とは思う。あとリーゼントロックも展開次第で。
土曜阪神の毎日杯は、良馬場ならサトノアーサーの巻き返しに期待するのは妥当。
今回も少頭数なので今後に向けての不安は残るものの、ここは結果を出したい。
ドバイについては期待値という意味では何とも言えないところではあるが、
ラニが経験をを活かしてどこまで迫れるか、といったところが注目だろうか。
頭数が少ないシーマクラシックはともかく、JRAネット投票発売レースは
基本的に日本以外の馬から馬券を組み立てることになるだろうか。
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