いつも通り、先週の振り返りと今週の展望の2本立てでお届けします。
まず振り返りはニューイヤーカップから。ヒガシウィルウィンは枠順を考えたら
完勝と言っていい内容。レース運びも上手かったが、地力も上と見ていい。
中央からの転入初戦だったカンムルも、枠順を考えれば走った方といえる。
逆にバンドオンザランが終始外を回されたとはいえ、あんまりなレースだった。
園田クイーンセレクションはスターレーンが押し切れるかといったところを
ゴール寸前でカツゲキマドンナが交わしていた。道営から名古屋移籍後も
決して強さを感じるレースをしていた訳でもなく、3歳牝馬限定戦らしい
紛れの多い一戦だったということが言えそう。アナザードアは案外。
あと火曜大井の3歳牝馬限定準重賞・’17桃花賞も簡単に。アップトゥユーが
内枠からハナを切ったものの、ペースが速かった上に斤量56kgでは苦しかったか。
単勝1.3倍という支持を受けながら4着で、2番人気-5番人気-3番人気で決着して
3連単が6万オーバーというのも驚いたが、ユングフラウ賞で改めて見直しか。
今週の展望ですが、まず水曜大井のダートグレード・TCK女王盃については、
火曜の発売前のうちに予想記事を公開しており、現時点では変更事項も
特に無いようなので、こちらに関して当該記事(たぶんひとつ前)を
ご参照いただいて…ということにしたいと思います。
その他のレースからは2鞍。まず木曜笠松の、日刊スポーツ杯 ゴールドジュニア。
人気はセイプレジールとイスタナが二分すると見たが、前者が前走の転入初戦で
きっかけを掴んでいれば頭は揺るがないと見るが、枠順が枠順だけに、
ハナを切れないとダメな馬でした…となると大惨敗の可能性も拭えない。
穴はフリーゴーイングとリックマトリックス。いずれも外枠だけに道中が鍵。
同じく木曜からは大井の準重賞・’17ウインタースプリント。絶妙なメンバーが
16頭集まった感じだが、気になるのはモダンウーマン。サウスヴィグラス産駒で
この距離がいい可能性はある。ただ、明け4歳の牝馬が57kgを背負うのはどうか。
距離が短くなって面白そうな馬を中心に見るのが面白そうで、他に挙げるなら
ノットオーソリティ、ゴーディーか。転入初戦のカリスマサンスカイは人気次第。
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