まずは回顧。平和賞は前に行った組が誰も譲らず、かなり時計がかかる馬場だった
影響もあるだろうが、最後の2ハロンの時計を見てもわかるように、あたかも
サバイバルレースのような感じの流れになってしまい、この時期の2歳馬の一戦と
考えると、将来的にこの一戦がどう作用するのか、期待と不安が入り交じる結果。
ただ、あんなレースになると展開予想やら力関係の比較が意味を成さない…。
一応マルヒロナッツオーは負けて強しだが、全日本2歳優駿に出てきたら切りたい。
道営記念はオヤコダカ早め先頭で押し切るかと思ったが、思ったほど伸びず。
タイムビヨンドも力がある馬だとは思っていたが、対オヤコダカという意味では
決して芳しい結果は出ていなかっただけに強気にはなれなかったものだが、
とうとうオヤコダカを負かしたというところで、来年に向けても楽しみになった。
兵庫クイーンカップはトーコーヴィーナスが楽に逃げさせてもらえなかったのも
あるとは思うが、1700mは本来ベストではないような気がしているがどうだろう。
レディスプレリュードは楽に行けた分もあるので何とも言えないが、1400mなら
違った結果になるのかもしれない。いずれにしろタガノトリオンフは力をつけた。
あと今日(11/15)行われた大井の日韓交流・インタラクションカップも簡単に。
結果的には行った行ったも、ルックスザットキルはこれで押し切れないようでは。
ゴーディーはこれくらいは走って全く不思議ない馬で、ムラ駆け傾向な感じ。
ラヴィアンクレールは自分の競馬に徹した形だが、ようやくいいところを見せた。
というところで明日以降の展望に入るが、まずは水曜大井のハイセイコー記念。
平和賞を見せられると、何ををどう予想したらいいかわからなくなってしまうが、
鎌倉記念3着のティーケーグラスはひとまず手をを出したくなる。人気は2戦2勝の
ミサイルマンだが、距離延長・内回りコースが鍵になるのは言うまでもない。
そういう意味では、ラッキーモンキー、サヴァアルジャン、セイファルコン、
あとゴールドジュニアーを勝ったセイントバトラーが面白そうと見るがどうか。
木曜名古屋の東海菊花賞は、珍しく吉原という騎手の名前がない地方重賞だが、
ストゥディウムは判断に悩ましい。実績はメンバー随一だが近走芳しくないのが…。
基本的にはカツゲキキトキトとサウスウインドの勝負だとは思うのだが、
割って入るならアンコイルドあたりまでか。人気上位組の争いに期待したい。
あと日曜水沢のダービーグランプリは、まさかバルダッサーレがこちらに
回ってくるとも思わなかったが、それ以外の他地区・岩手勢共に今年の地方3歳の
最上位クラスが揃って参戦という、地方競馬ファンにとっては注目の一戦。
水沢だけに立ち回りが上手そうなベルゼブブあたりが巻き返しす余地は十分。
なお、来週の更新より前にレースが行われる浦和記念に関しては、いつもの通り
ダートグレードということで別記事で予想をしていく予定にしています。
(本文中敬称略)
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