このレースが行われる時期になると、年内の門別開催のクライマックスが
近づいていることを実感させられる。年内の開催は今週と来週のみで、 最終日の来週木曜は、門別重賞のブロッサムカップ・道営記念で締めくくる。 ■11月1日・門別10R 北海道2歳優駿(2歳JpnⅢ・ダート外1800m) ◎⑬エピカリス ○③ヒガシウィルウィン ▲⑧スウィフトハート △⑤ストーンリバー △⑥バンドオンザラン 近年に比べると、今年の中央勢は1頭を除いて小粒感が強く、道営勢の上位陣が 参戦してきた今回は、安易に中央勢を買うのは危険な気がする。その辺りの人気が どうなるか読めない部分はあるが、ヒモ荒れくらいは考えておきたいところ。 とは言え中心は、小粒感のない唯一の中央馬エピカリス。前走のプラタナス賞は 馬群の内で進めながらも怯む面を見せず、直線で外に持ち出すと7馬身差の圧勝。 外枠なら揉まれる心配もなく、今回も断然人気に応えてくれるだろう。 相手は道営勢をピックアップする形だが、順番が少々悩む。実績だけなら南関東で タイトルを奪取したストーンリバーが一歩上だが、現時点での完成度や臨戦過程を 考慮すれば、ヒガシウィルウィンあたりが台頭しても何ら不思議はない。 もっとも、サウスヴィグラス産駒という事もあり、距離はやってみないと何とも。 バンドオンザランもある程度人気にはなるだろうが、距離の壁なのか、それとも 別の要因があるのかは、まだ結論を出すには早そうな気がしている。注意は必要。 穴候補はスウィフトハート。ここで上位候補で上げた馬とも遜色ないレースを しており、人気の盲点になる可能性が高いと見た。距離も大丈夫だろう。
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