いわゆるお盆休みがそろそろ終わろうかという時期の開催というのが、
馬券発売的な意味では少し残念なところか。これはサマーチャンピオンにも
同じことが言えるのだが、他の競馬場との日程を考えると仕方なしか。
■8月16日・盛岡10R クラスターカップ(3歳以上JpnⅢ・ダート1200m)
◎⑪マキャヴィティ
○①ブルドッグボス
▲⑭ラブバレット
△⑩ワイドエクセレント
△⑤ダノンレジェンド
△③フォーエバーモア
このブログの地方競馬予想でも何度か書いているが、古馬の牡馬の基本斤量が
54kgに設定されているグレード別定のレースでは、斤量差で馬券の組み立ても
大きく変わるケースが頻繁にあり、今回に関しては言うまでもなく60kgを背負う
ダノンレジェンドの扱いが大きな分かれ道になる。他の馬の斤量を見ると、
牝馬で重賞勝ちがあるフォーエバーモアが53kgである以外は全馬54kgで、
さすがに6kgの斤量差があれば逆転できないメンバーではないと思うのだが。
その中で中心視するのはマキャヴィティ。今回は4月の京葉ステークス以来だが
休み休み使われているので、そこは問題なさそう。前走は1番人気で惨敗だったが
上位混戦の一戦だっただけに、着順そのものを必要以上に気にする必要はないか。
トータルのメンバーレベルが落ちる今回は、差し切りも十分視野に入れていい。
ブルドッグボスも、いつ重賞タイトルを獲ってもおかしくない実力は持っている。
ダノンレジェンドとの比較では、東京スプリントで斤量差1kg・0.1秒差なので
6kgの斤量差があれば逆転は可能。あとは最内枠と他の馬との兼ね合いだけ。
ワイドエクセレントはここまで印を付けた中央勢に比べれば格は落ちると思うが、
オープン特別でも勝ち負けしているので、必要以上に人気を落とすなら狙い目。
フォーエバーモアも扱いに悩むが、距離短縮はプラスに働きそうで穴狙いなら。
ダノンレジェンドは、なんだかんだ言って馬券圏内は外さないようにも思うが、
先に触れたようにブルドッグボスあたりとの条件比較では明らかに不利だし、
強気にはなりづらい。逆にここで勝つようならごめんなさいではあるのだが。
地方勢は時計的にもラブバレットまでか。そのラブバレットにしても、前走の
岩鷲賞は時計優秀も重馬場だっただけに、良馬場になったときにひと踏ん張りが
できるかどうか。一応天気予報は、夜中にひと雨ありそうな感じではある。
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