いつものパターンであれば予想レース当日の未明に更新するが、今回は都合により
レース2日前のタイミングでの更新とさせていただきます。なお、次回予想する
名古屋大賞典に関しては、いつも通り当日(今週木曜)の未明に更新予定です。
先に先週のダイオライト記念の振り返りから。先行争いはクリノスターオーが
いいスタートを切ったものの、クリソライトとサミットストーンが競る形で
ハナを叩き合い、クリソライトが先手を奪い切った。やや脚を使わされたものの、
この相手であれば道中で息を入れられるし、結果として危なげないレース振り。
今後はコメントを見る限り、アンタレスSか平安Sを使って帝王賞だろうか。
クリノスターオーは予定通りのレース運びだったと思うが、4角の手応えを見ると
実力差も多少あるだろうが距離適性が大きかった気がする。地方馬は最先着が
3着のユーロビートだったが、あまり評価してなかったクラージュドールが
見せ場十分の4着に頑張った。これだけで評価するのもどうかと思うが、云うても
つい最近まで中央オープンで走っていた馬だし、もう少し追いかける手か。
それに比べるとマイネルバイカとストロングサウザーは少し物足りない結果。
■3月15日・高知5R 黒船賞(4歳以上JpnⅢ・ダート1400m)
◎⑫ニシケンモノノフ
○⑥ダノンレジェンド
▲③ラブバレット
△②タールタン
△①サクラシャイニー
×⑪メイショウオセアン
インターネット投票の場合は、画面上にレース名が表示される場合もあるが、
どちらにしろレース番号には注意したいところ。ちなみに発走時刻は17:00だ。
また、ひとつ前の4Rでは、黒船賞直前のレースとしておなじみの存在になりつつ
ある中央500万と地元B級の交流戦「はりまや盃」も、ちゃんと組まれている。
更に7Rでは、黒船賞の告知ポスターに戦国BASARAのキャラクターが起用されて
いることもあってか、カプコン協賛の「戦国BASARA特別」まで組まれている。
中央勢も割と粒揃いだが、地方勢も軽視禁物の面白いメンバーが集まった。
当初はコーリンベリーの名前もあったが、さすがに牝馬で57kgの斤量を嫌ったか
ここは回避し、ローテーション的に連闘となるメイショウオセアンが繰り上がり。
一方の地方勢は、ラブバレットとサクラシャイニーに期待が集まるところか。
その中で中心はニシケンモノノフとした。戸崎騎手は初騎乗だが、大外なら
レースはしやすいだろうし、久々の地方参戦だが1400mはベストと考えてよい。
別定で56kgという斤量面も踏まえると、かなり条件は恵まれたと考えており、
馬にとってここは久々の重賞タイトル奪取のチャンスと踏んでいる。
相手はダノンレジェンド。デムーロ騎手が乗ってると何でも持ってくる印象が
あるのだが、それでも他馬との比較で58kgの斤量だと少し厳しい感は否めない。
土曜阪神の仁川Sでも、斤量58kgで締切直前まで1番人気のドコフクカゼは2着。
当然それとこれとは別なのだが、2kgの斤量差が影響するメンバーだとは思う。
もちろん昨年のこのレースを勝っているし、実績面では確実に上位の存在だ。
穴馬はラブバレット。ハンデ53kgで兵庫ゴールドトロフィーに出走していれば
あるいはという期待はあったのだが、残念ながら出走取消。仕切り直しの形で
参戦した年明けのトウケイニセイ記念は順当勝ち。マイルよりは1400mの方が
条件は良いだろうし、あとはどれだけ調整できているかにかかっているだろう。
タールタンは地味だが1400mなら安定勢力の一頭。前走はモーニンに食い下がって
2着好走で、自信を持って参戦してくるだろう。人気がどれだけになるかが鍵。
サクラシャイニーは人気がなさそうだが、10歳になってもまだまだ元気そう。
時計的には、2走前の総の国オープンくらい走れれば馬券圏内は十分狙える。
メイショウオセアンとドリームバレンチノは散々悩んだが、結局は人気を落として
馬券的に美味しそうな前者に印を回した。後者はややムラ駆けなところがあり
59kgの斤量も考慮すると、あまり自信を持って買えないのもまた事実。
一応このレースに関して言えば、昨年・一昨年と連続で2着という成績だ。
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