まずは兵庫ゴールドトロフィーの振り返り。ルックスザットキルは大方の予想通り
ハナを切ったものの、早めにポアゾンブラックあたりに並ばれて苦しくなった。
それでも船橋記念やフジノウェーブ記念であれば勝ち負けするはず。今後も注目。
対してアキトクレッセントは出負け気味のスタートに加えてかかり通しで
全くレースになっていなかった。次は人気を落とすだろうから高配当狙いで一考。
レーザーバレットは3角過ぎからかなり手が動いていて、惨敗も覚悟したものの
最後は馬群の間を突き抜けた。戸崎騎手云々よりも馬を褒めるべきだろう。
その意味では、特に勝ちに行くレースをしたポアゾンブラックは中身のある3着。
ドリームバレンチノも59.5kgのハンデを考えれば頑張った方だが、ゴール直前では
さすがに脚が上がったか、やや外にヨレてレーザーバレットに進路を譲る格好に。
■12月29日・大井10R 東京大賞典(3歳以上GⅠ・ダート外2000m)
◎⑪コパノリッキー
○⑬ホッコータルマエ
▲①ナムラビクター
△⑤サウンドトゥルー
△④ワンダーアキュート
×⑥ハッピースプリント
例によって中央競馬は一足先に年内の全日程を終了したが、公営競技全体では
この東京大賞典を含む地方競馬があり、KEIRINグランプリシリーズも開催中。
個人的には、先週末の中央競馬(中山大障害・有馬記念・ファイナルS)では
結果を残せなかったものの、23日に「第30回グランプリ(競艇)」の3連単を、
昨日(28日)は「オッズパーク杯 ガールズグランプリ2015」の3連単を取ったので
流行語ではないが「安心してください」ということで参考にしていただければと。
前売オッズでは、JBCクラシックでも上位を占めた3頭が差のない数字を示した。
年末なので一発穴っぽいところを期待したくなるところだが、過去の成績を見ても
非常に固く収まる傾向。昨年のサミットストーンのような“人気の盲点”的な馬が
馬券に絡むのは稀なケースだが、決め付けは危険なメンバーに思えて仕方ない。
悩んだが中心はコパノリッキー。さすがに前走のチャンピオンズカップほどの
厳しいマークには遭わないだろうし、ホッコータルマエも前走のことがあるので
相手は本馬だけ…というレースはしづらいと予想。この枠なら両方の出方を
見ながらレースができそうだし、武豊騎手なら上手く乗ってくれるだろう。
相手はホッコータルマエ。3連覇を目指すことになるが、地力は健在だし
チャンスは十分にある。あとは先にも触れたが、コパノリッキーさえ負かせば
勝てるといったレースをしないことだろう。他の中央勢も案外軽視できない。
サウンドトゥルーも差のない人気だが、展開面ではこちらの方に分があるかも。
他の有力どころが軒並み前々でレースを運ぶだけに、しっかりした決め手を
持っているという点では、人気以上の評価をしないといけないだろう。
穴ならナムラビクターか。地方競馬は初登場になるが、実績面の不安はない。
相手関係も中央のメンバーよりはいくらか楽になるので、近走成績の数字だけで
馬券を買おうとすると、足元をすくわれるシーンがあるので気をつけたい。
ハッピースプリントは前走が強いは強いのだが、時計面への対応にはまだ少し
自信が持てない感があり、力があるのは同意だが人気ほどは…という見立て。
であればワンダーアキュートの方が、3着争いあるいは配当面でも魅力がある。
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