早速 名古屋グランプリの回顧から。◎に推したアムールブリエは2番人気だったが
スムーズに3番手につけて勝負どころで差を詰めると、最後は持ったまま1着。
直線では2回ほど後続の脚色を確認する余裕があったし、完勝と言っていい。
やはり長めの距離が良さそうで、来年のJBCレディスクラシックが1600mとなると
エンプレス杯で実績のある川崎2100mで行われるクラシックを目標に据えるかも。
今回が引退レースとなったニホンピロアワーズは2着。流石に衰えは隠せなかった。
同じくラストランのエーシンモアオバーは、手応えは良く見えたが最後は5着。
カゼノコとソリタリーキングは、どちらもあまり積極的なレース運びに見えず、
ちぐはぐな印象が残る一戦となってしまった。勝ち馬を甘く見ていたのかも…?
■12月24日・園田10R 兵庫ゴールドトロフィー(3歳以上JpnⅢ・ダート1400m)
◎③レーザーバレット
○⑨ポアゾンブラック
▲⑫ドリームバレンチノ
△⑧アキトクレッセント
△⑤ラヴィアンクレール
×①ルックスザットキル
ハンデ戦だからという訳でもないだろうが、近年の成績をざっと眺めてみると
単勝1倍台の人気を集めた1番人気でも平気で馬券圏外に負けている印象がある。
今年は混戦ムードだが、穴人気が予想されたラブバレットの出走取消は残念。
中心はレーザーバレット。このメンバーだと1番人気になりそうな感じではある。
一応地方の小回りコースにも対応できるようになってきたし、名古屋グランプリで
中途半端な4着になってしまった感のある戸崎騎手の巻き返しにも期待したい。
相手はポアゾンブラック。ダートグレード勝ちの実績がない地方馬は苦戦の傾向が
見られるのが心配だが、そういった馬より実績は一枚上の存在だし、兵庫所属時に
主戦だった松浦騎手を擁してきたあたり、ここは本気ムード漂う一戦と見ていい。
ドリームバレンチノは59.5kgのハンデがどうか。一昨年勝った時は59kgだったが
その時よりもメンバー全体のレベルは高いと見ている。59.5kgというだけなら
2011年のスーニなどが結果を出しているが、それと同列に語れるわけでもない。
ハンデが嫌われて人気を落とすことを条件に、穴候補筆頭としてマークしたい。
化ける可能性があるとしたら、休み明けの3歳馬アキトクレッセントだが、
ハナを切れないとズルズルっと惨敗の可能性もあり、買い方は難しい。
ラヴィアンクレールは中央OPとはいえ二桁着順が続いており印象は良くないが
とりあえず中央馬だからという理由で相手候補の一頭としておく手はある。
大井のルックスザットキルは、このメンバーでもハナを切れるだけの脚はある。
あとは52kgのハンデと最内枠という条件で覚悟を決められるかどうかに尽きる。
ジャジャウマナラシは印を回さなかったものの、52kg・園田1400m・赤岡騎手と
一発があっても決して驚けない条件は揃っている。あとは相手関係だけ。
コメントはこちらから