投稿者 gradefuji | 2005年10月14日

BSデジタルラジオ終了に寄せて

まずタイトルをつけるときに「ふざけるな! 総務省」なんてのにしようかとも思いました(笑)。

しかしある程度の状況を飲み込んだ今、あまりに無知な人間だと思われたくないという思いから落ち着いてタイトルも付けました。

 

以前、このブログでは「帯域とかスロット数とかそんなことは一般の視聴者にはわからないのだから…」という内容の書き込みをしました。

しかし現実はそういった技術的な問題が最大のネックになったみたいです(テレビ・データとの兼合いを含めて)。

その原因の一つと言っていい「BSデジタルハイビジョンテレビ局を増やす方策」は、わざわざやる必要があるのか疑問でなりません。

確かに早い決断が必要な時代であるのは承知しています。しかしそれは既存のものをパーにしてまで今すぐやるべきことなのかどうか。

事実、NHKのアナログハイビジョンが終わればその分の帯域は確保できますが、だったら今の所はその分だけ使えばいいじゃないですか。

また後でも触れますが、大した努力も無しに「リスナー離れを止めることが出来なかった」などというもっともらしい理由を付けて辞めるくらいなら、最初からやらない方がリスナーのためだったはずです(もちろん、いろんな意味で当初の見込みとは大きく事情が異なってきたのも "多少は" あったんでしょうが)。

 

仮に、標準テレビをやっている スター・チャンネルや、データチャンネルで放送している 日本ビーエス放送がハイビジョンテレビ番組を始めたところで、そればBSデジタルの普及に繋がるかというと疑問符が残ります。

スター・チャンネルについては標準テレビもCSもそれなりに加入者が伸びてるからいいものの、日本ビーエス放送はかなり厳しい状況です。

これは、先の2局と同じくハイビジョンテレビに申請しているWINJにしても同じです。全く新しく参入してくる三井物産も同じ道を辿るものだと考えています。

現実、ラジオに限らずBSデジタル全体が厳しい状況にさらされています。しかしこれは何が原因なのか。僕は一番の理由に「宣伝不足」を挙げたいと思います。

 

やはり以前どこかでネタにした覚えがあるのですが、各BSデジタル放送局及びBSデジタル放送推進協会のホームページは散々たるものです(でした)よ。

ハイビジョンテレビを売りにしたいのはよくわかります。しかしラジオやデータを同時に運営しているのであれば、もう少しそれなりのやり方があったはずです。

その点では地上波放送局のホームページはちゃんとしてますよね。公式サイトとかも充実してるものが多いですし。

このやる気のなさを以って「ラジオの視聴者が少ないから、その分の僅かなスロットをテレビに回しましょう」なんてバカバカしいじゃないですか。

テレビみたいにもっと何らかのキャンペーンをやるとか、無駄な時間に再放送を編成して少しでも聴く人が増えるようにした上での結果ならまだしも、この様で辞めるなんてプライドも無いのかと疑問です。

今の僕はそこまで感じてはいませんが、やはりリスナーが一番かわいそうです。BSデジタルだからできた番組だってあるんですよ。それが二度と観れなくなるなんて…。録画できなくなるから聴きたいラジオが聴けなくなることが増えちゃうんですよ…。

 

例によってトラックバック先のサイトに「ラジオNIKKEI・From Webmaster」を指名しましたが、ここはこの件についての当事者と同然の放送局です。

しかしここまで説明されたのであれば、残念ですがこちらとしては素直に引き下がる他ありません。局としても可能な限り努力した結果だと信じるしかないでしょう。

ただ(ラジオNIKKEI・BSCがどうのこうのではなく)、上で書いたようにとてもそこまで努力した結果たどり着いた結論だとは思えませんが…。

 

余談ですが実はこの全文、携帯で書いてます。字数のカウントを見ると、約2000文字に近づいているみたいです。

時間の無い中で、携帯でこれだけ長い文を打ったのは初めてです。本当はまだまだ言い足りないことがあるのですが、あまり書いてると支離滅裂になってしまうので、ひとまずここまでにします。

これを通じて、BSデジタル放送の在り方やら価値観なんて大袈裟なものではありませんが、何か感じ取ってもらえたら僕としては嬉しいです。

ま、決定してしまったものは仕方ないですからあと半年弱の間、精一杯楽しみましょうよ、うん。…そう自分に言い聞かせています。


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